機関紙 - 京都自治労連2023組織集会…万全の準備と体制で新しい仲間を迎えいれよう
2月25日、京都自治労連2023組織集会をラボール京都で開催しました。今回は初めての試みとして、コミュニティ・オーガナイジングの手法を活用し、一人ひとりが主体的に参加してもらえるようワークショップ形式で実施しました。
基調報告では、2022年の春・秋期間での到達と経験をふまえ、「23春の組織拡大集中期間」を3月から6月に設定すること、そのなかで新規採用職員を含む未加入者との「対話」が組合加入へのポイントになることを提起しました。共済報告では、掛金サポートの活用など自治労連共済の魅力を組織の強化拡大につなげようと呼びかけました。
3つの分科会(組合員拡大、組織強化、非正規課題)では、それぞれ少人数に分かれてのグループワークを行い、参加者自身が思いや悩みを出し合える場になりました。
新しい仲間がふえると職場も組合も元気になる――この春、組合員の力を一つに、取り組みを進めましょう。
特別報告
「なぜ、みなさんは、労働組合運動に参加しているのですか?」との問いかけから、自身の活動の原点、コミュニティ・オーガナイジングとの出会い、学びと実践を繰り返すなかで「組合員に主体的に参加してもらうことがカギ」と強調した京都府職労連・たか橋幸信副委員長
寄せられた感想を紹介します
- タイムラインを通して時系列を見える化することで「何をするか」「何が必要か」が見えた。
- ワークショップが新鮮だった。みんなが意見を言える場となった。
- 特別報告が良かった。ワークショップは、話して聞ける場所で、他の単組の話は共通点や共感できるものがあって勉強になった。
- 参加者が主体的に率直に意見を出し合える場になったのは本当に良かった。
- 単組でもみんなが発言できる形での会議をしてみたいと思った。
- 組合員拡大を行うことは、組織強化につながり、組合員全体で享受できるので今回学んだことを生かし、組合の取り組みを前進させ、より充実した議論を進めて生かしていきたい。
京都自治労連 第1996号(2023年3月5日発行)より