機関紙 - クミアイに入ったよ No.10 精華町職…次につながる、つなげる仕事がしたい
「親が公務員なので、いろいろ話を聞いていました」と話すのはAさん。就活では迷うことなく公務員を志望し、地元である精華町に就職しました。「コロナで学生生活が振り回されました」と振り返るBさん。自分のやりたいことが見つからず就活のスタートに出遅れましたが精華町に採用されたと話します。ふたりともはたらくなら地域や住民に役に立つ仕事がいいと公務の道を選びました。
働き始めてから1年。国保医療課に所属のAさんは高齢者医療の担当です。「昨年は制度改定があったので説明が大変でした」と住民の負担が増える制度の変更を説明するのに苦労しました。「住民の悩みや不安を解消できるように、税も含めた制度全体をもっと勉強したい」と前向きです。
総合窓口課に配属されたBさんは、最初は役場が担う住民サービスの多さに驚いたと言います。「わからなくて落ち込んだ時期もありましたが、最近全体が見えるようになって楽しくなってきました」というとおり、幅広い行政知識が求められる課で責任とやりがいを見つけたようです。
二人からは、「専門知識をもっと深めていきたい」「つぎの担当者にもスムーズにつなげる業務の構築をしたい」など次年度、そして将来を見据えたことばに頼もしさを感じました。
京都自治労連 第1996号(2023年3月5日発行)より