機関紙 - 脱原発社会を一日も早く実現しよう!
初夏のような陽気と好天に恵まれた円山音楽堂で「バイバイ原発3・11きょうと」が開催され、約1200人が参加しました。
集会の呼びかけ人の一人でもある大島堅一龍谷大学教授が「原発は、時代遅れだ」と題して講演しました。不安定なエネルギー供給による物価高や気候変動危機に乗じ、福島の事故の反省もない無責任な「GX脱炭素電源法」が、今国会で立法化されようとしていると警告を発し、この流れを止めるにはこのような市民の集まりが大事だと強調しました。
続いて、事故後福島原発で働いて白血病になった"あらかぶ"さんが、罹患の経緯や裁判について語りました。原発賠償京都訴訟団などのスピーチの後、京都市役所までデモ行進し、市民や観光客にアピールしました。
京都自治労連 第1997号(2023年4月5日発行)より