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機関紙 - 2023原水爆禁止世界大会…核禁止条約参加の政府を 1万5千羽折り鶴を被爆地へ

2023原水爆禁止世界大会…核禁止条約参加の政府を 1万5千羽折り鶴を被爆地へ

カテゴリ : 
組合活動
 2023/9/7 13:50

原水爆禁止世界大会が8月4日から8日まで、広島と長崎で開催され、長崎大会には京都自治労連から4人(宇治市職労3人+お子さん1人、京都自治労連執行部1人)が参加しました。長崎大会は、台風で一日短縮の大会となりました。

今年の大会は、ロシアによるウクライナへの侵略と核の威嚇を強く批判し、日本政府に「核禁止条約」への参加と「核兵器抑止論」との決別を強く求める大会となりました。

長崎市の鈴木史朗市長はあいさつで核軍拡に向かいかねない世界の情勢にふれ「長崎市は、これからも核兵器廃絶を訴えていく」と決意を表明。

4歳で被爆した被爆者の田中重光さんは「滅亡から逃れるすべは核廃絶しかない」と呼びかけました。

特別発言を行った慶応大学名誉教授の小林節さんは、「核兵器禁止条約の批准を総選挙の争点の一つにする」運動を提案しました。

職場の核兵器廃絶の願いを届ける「折り鶴」運動には、1万5千羽の折り鶴が寄せられ、広島と長崎に届けることができました。

政府に「核兵器禁止条約」への参加求める署名を集めましょう。


参加者の感想
宇治市職労・Dさん

原水禁世界大会には2回目の参加です。非常に勉強となるため、今回は7歳の娘を連れていきました。理解することが難しかったとは思いますが、世界大会の雰囲気や分科会での勉強を経験することで、分からないなりにも少しでも平和について考えてくれていれば良いと思いました。

戦争の悲惨さを肌で感じることのできる世界大会への参加や長崎の街を見て回ることは、子どもにとって非常に良い経験になると思いました。


京都自治労連 第2002号(2023年9月5日発行)より

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