機関紙 - 〜原水爆2011世界大会へ 8月7日〜9日・長崎〜 すべての単組から代表を送り出そう
もう二度とヒバクシャは出さない
核兵器も原発もない 平和な世界の実現へ
核兵器の全面禁止・廃絶へと世界の流れが大きく変化するなか、原水爆禁止2011年世界大会が8月7日から9日に長崎会場をメインとして開催されます。
今年の世界大会は、政府や国連、NGOなどと草の根運動の世界的規模の協力、広島・長崎の被爆の実相の普及、青年の結集と世界を超えた連帯などを大きく発展させる場となります。
世界の平和運動に希望と勇気を
広島と長崎に原爆が落とされ66年目の夏を迎えます。被爆者の皆さんや私たちの運動の広がりが、核兵器のない世界へと大きく世論を動かしています。昨年5月のNPT再検討会議以降、世界の圧倒的多数の国々が核兵器のない世界のために行動を開始するよう求め、運動の先頭に立っています。
3月11日に発生した東日本大震災では多くの尊い命が犠牲になりました。福島第一原発での放射線漏れ事故などがさらに追い討ちをかけ、残念なことに新たに被爆者を生んでしまいました。原爆の被害の上に、最悪の原発事故を体験している日本は、こうした体験の上に、核兵器の全面禁止を求め、核兵器も戦争もない世界に向けた運動の先頭に立たなければなりません。人類共存の環境を守る平和で公正な豊かな社会を実現する先頭にも立たなければなりません。
多くの青年の参加をめざそう
私たちが掲げる核兵器の全面禁止は、日本から世界の人々へ発信する連帯のメッセージです。全国の草の根から心と力を合わせ、核兵器も原発もない、平和で公正な世界の実現に向けて行動を始めましょう。
6月下旬の平和行進には、精華町職から新採を含む多くの青年の姿が目立ちました。こうした機運の高まりを生かし、「核兵器全面禁止アピール」国際署名を軸に、核廃絶の運動を大きく広げ、各単組から長崎大会への代表を送り出しましょう。
京都自治労連 第1755号(2011年7月5日発行)より