機関紙 - 雇用不安の解消で、安心して働きたい!署名への協力をお願いします…会計年度任用職員の処遇改善へ単組交渉で要求実現を
会計年度任用職員の処遇改善を求めた「誇りと怒りの3Tアクション」の運動は、政府を動かし、給与改定の「4月遡及」や「勤勉手当支給」が可能になる前進を切り開きました。単組交渉で具体化させましょう。同時に政府に対し制度の改善を求める新たな署名運動が提起されました。全組合員の取り組みで、更なる要求の前進を勝ち取りましょう。
京都市職労非正規評議会 議長
伊佐 雅水さん
京都市の会計年度任用職員は、「5年で公募」が迫ってきて、雇用不安がより大きくなっています。そんな中でも市民のため生活のため歯を食いしばって働いていますが、物価の高騰に実質賃金は下がり生活はひっ迫しています。3Tアクションで全国の仲間とつながり、多くの組合員のみなさんの支援を得て、国を動かし、要求を前進させることが出来ました。新たに提案された署名運動を成功させ、念願の『公募の廃止』と、『生活できる賃金』の実現を求めて奮闘中です。
宇治市非常勤職員労働組合 委員長
野村 史枝さん
宇治市では約1000人の会計年度任用職員が働いており、正規職員と共に宇治市の行政を支えています。9月に宇治市の非正規の単組7つと市職労とで統一要求書を提出しました。市長公室長は、私たち職員の生活を守る立場であると断言されたので、どんな回答が出てくるのか、楽しみにしています。次は、単組の要求書を提出します。一時金の勤勉手当が支払われるようになるだけではなく、非正規公務員の低待遇を改善するためにも、新しく提起された署名運動を成功させたいと頑張っています。みなさんのご協力お願いします。
京都自治労連 第2004号(2023年11月5日発行)より