機関紙 - 組合に入ったよ No.09 福知山市職 安全安心に利用できる放課後学童クラブにしたい
長年高校の教師を務めてきたDさん。退職後も地域に役立つ仕事がしたいとハローワークの求人票を見ていると「放課後学童クラブの指導員募集」に目がとまりました。「これまで『指導員』という仕事があることを知りませんでした」というDさんは、早速応募し、福知山市の会計年度任用職員として働きはじめます。
働き始めて早々に同じ会計年度任用職員の仲間から誘われ組合に加入します。「非正規雇用の人でも組合に加入できると聞きちょっと驚きました」「組合でいろいろな情報交換ができて楽しいですよ」と話すDさん。
月1回程度の組合の集まりでは、賃金・労働条件のことはもちろん、他の学童クラブの様子や指導方法などの交流ができて勉強になるといいます。「この間の会議では、大きな災害があったので、万が一の避難方法や施設の課題を出し合いました」「子どもの安全が第一。子どもも保護者も安心して利用できるクラブにしていきたいですね」と仕事へのやりがいを話します。
京都自治労連 第2007号(2024年2月5日発行)より