機関紙 - 京深層水
能登半島地震発生から3ヶ月半以上が経過し、被災地のことが気になっていたところへのお話しだったので、全労連が呼びかける災害支援ボランティアに真っ先に手を挙げ参加してきた。受け入れに尽力いただいた全労連・石川県労連に感謝申し上げたい。
支援に入った珠洲市では、組合員のみなさんからいただいた義援金をお渡しし、避難所の責任者の方からお話しを伺い、建交労の組合員さんで被災されたお宅の片付けをお手伝いした。また、輪島市では街の状況を視察させていただいた。
詳細は紙面の都合で別の機会にさせていただければと思うが、仮設住宅も建ちはじめ一定復旧が進んできているのだが、発災直後と余り変わらない街の光景に「まだこんな状況なのか」と復旧の遅れを感じざるを得なかった。
大阪万博・カジノに巨額の税金と労力を注ぐ余力があるのなら、もっと災害の復旧・復興に振り向けることこそ必要ではなかろうか。そのためにも現地の情報発信が強く求められている。(F)
京都自治労連 第2010号(2024年5月5日発行)より