機関紙 - 府内の仲間とつながろう 誇りをもって働き続けられる職場へ…女性部第62回定期大会
10月5日、女性部第62回定期大会をラボール京都で開催し、オンラインもつないで府内11単組47人が参加しました。大会では、この1年間の活動総括と今後の活動方針を提案し、単組からの発言と参加者同士のグループ交流を実施しました。
グループ交流は、5〜6人ずつ8つのグループに分かれて行いました。テーマは単組での要求書の提出やレクリエーションなどの活動報告、ジェンダー課題、各職場での悩みごとなど多彩な内容になりましたが、少人数でのグループ交流とすることで、お互いに発言がしやすく自分の言葉で話すことができました。また、様々な単組・職種の方との交流は、これまで知る機会がなかなか無かった他の職場状況を聞くことができ、色々な考え方にも触れる機会になりました。
共通した話題は役員のなり手不足。それとともに、女性部のあり方について考えていることや、親組と一緒に女性特有の要求を全体の要求としていく取り組みなど、時代の変化に合わせて活動も変容していく必要があるとの発言もあり、考えさせられる場になりました。
職場の課題では、正規職員と非正規職員の割合が逆転しそう、或いはしている現状、育休や産休の代替えが固定されず、不安定な状態があるなど、人手不足・人材確保の難しさなどの話もありました。
メンタルヘルスの課題でも、休んだ人が復職するときにどのような職場の状況を作っていけばいいのか、受け入れる側はどのようなことに気を付けるのか、と受け入れる側の悩みや、病休者が出ると職場はさらに余裕がなくなり悪循環になってしまうなども出されました。
これらはすぐに解決できることではありませんが、集まって話をすることで共通の悩みとし、解決に向けて行動していくことが大切です。今後もたくさんの単組の仲間と交流し、一緒に考えていく場を作っていこうと決意を固めあいました。
京都自治労連 第2016号(2024年11月5日発行)より