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機関紙 - 原発廃止へ手をつなごう 9・10原発NO!京都府民大集会に2600人

原発廃止へ手をつなごう 9・10原発NO!京都府民大集会に2600人

カテゴリ : 
組合活動
 2011/9/27 11:40

東日本大震災・福島第一原発事故から半年となる10日、11日、全国で府内各地で震災復興・原発事故収束と撤去を求める集会やデモ、宣伝行動など多彩な取り組みが行われました。安斎育郎氏ら研究者4人が呼びかけて10日に行われた「原発NO!京都府民大集会」には、北部からのバスでの参加者など府内各地から2600人が参加。「何としても原発を撤退させ、京都を守ろう」との熱気あふれる集いとなりました。

「何のデモですか」「私も同じ思い」

集会では、呼びかけ人を代表して深尾正之元静岡大学教授が「日本は世界有数の地震国、原発を人間が運転する限り事故は避けられない。一刻も早く原発を撤去しよう」とあいさつ。京都仏教界会理事長の有馬頼底氏の「活断層の多い我が国にとってどういう存在なのかを今一度正面から考えたい」とのメッセージを紹介。

集会には、福島県から避難生活を送っている農業を営む女性と高校教諭が駆けつけ、福島の実態を報告。高校教諭の齋藤毅さんは「子どもたちが当たり前に学び、成長する権利を奪った原発はなくさないといけない」と怒りを込めて告発しました。

府民の各層からの発言が続き会場から大きな拍手が沸き起こりました。

参加者は集会終了後、京都市役所まで「原発を廃止しよう!自然エネルギーへ舵を切ろう!子どもたちを守ろう!」などとシュプレヒコールを響かせました。沿道からは、「何のデモですか」「私も同じ思い」等の声がかかるなど、大変注目を集め元気がでる集いとなりました。

〜参加者の声〜

原発を心配する声ばかり:舞鶴市職労 Hさん

舞鶴からバス2台を仕立てて、老若男女47人の仲間とともに参加しました。呼びかけ人や福島県、福井県からの代表の挨拶とともに、高浜原発に隣接する舞鶴からも女性が発言しました。原発について本当に心配している声ばかりです。脱原発へ向けての熱い暑い一日となりました。

子どもたちの未来へ先送りできない:向日市職労 Sさん

9.10原発NO!京都府民大集会に参加しました。農業を営む福島の方の生の声や計り知れない不安の中での生活の様子を聞き、京都のすぐお隣の福井の原発が事故を起こしたら…とすぐに一致させて考えました。

「福井に原発はいらない。自然エネルギーの活用を!」とデモ行進で訴えました。堂々と大声で叫べたのは、子供たちの未来にまでこの問題を先送りしないで、国民の命に責任を持った政治をしてほしいと心から思える問題だからです。参加してよかったです。

原発廃止をめざす 市政の確立へ

発言の最後に登壇し訴えた
日比野 雅則 京都市職労書記長

『京都市防災対策総点検委員会』がまとめた「中間報告」では“大地震と若狭湾原発事故の同時発生でも複合災害のリスクはかなり少ない”“琵琶湖の放射性物質は大量の湖水で薄まる”こんな見解を出している。信じられない。怒りを覚える。原発廃止をめざす市政の確立へ頑張る。


京都自治労連 第1760号(2011年9月20日発行)より

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