機関紙 - 閉園ではなく、公立保育所の存続で保育の充実を 〜向日市職労が署名活動〜
向日市が、「市立第三保育所を閉園にし、近隣に民間保育所を新設する計画」を、12月議会で条例を決めようとしていることに反対する署名活動が、11月14日〜18日の夕方、東向日駅前等で行われ、10人以上の保育士や組合役員が参加しました。
「向日市の公立保育所を守ってください」「保育所がなくなれば子どもたちが困ります」…保育士の訴えに、帰宅を急ぐ市民の足が次々と止まります。市民からは「公立保育所は守ってほしい。自治体は子育てにこそお金を使うべき」「私も第三保育所にお世話になった」「財政危機や言うて、何で子どもを犠牲にするの」などの激励の声がかかります。子育てが一段落した世代の多くの男性が、快く署名に応じている姿が印象的です。署名は、この日だけで100筆以上集まりました。
第三保育所では、「先生ががらりと変わってしまうことで子どもに影響が出ないか心配」「公立のままで卒園させてやりたい」等の心配の声が出され、保護者も署名に奮闘しています。
保育所なくすなんておかしいよ! 頑張れ! 市民の温かい激励が心に響き、みんなの顔が輝きます。
京都自治労連 第1764号(2011年11月20日発行)より