機関紙 - 青年部春闘学習会・旗開き 自分たちの賃金や手当、仕組みをもっと知ろう
学習と交流、つながり強めて青年部をもっと大きく
青年部は1月28日、京都市内で春闘学習会・旗開きを開催し、9単組26人が参加しました。今回は春闘課題として、青年層の賃金に焦点をあて、基本的な学習とともに参加者それぞれの自治体の給料表や各種手当など資料を持ち寄って討論を行いました。
青年部にある3つの"間"
開会挨拶で岩瀬部長は「いま青年に3つの?間”がない、自分の時間がない、集まれる空間がない、なんでも話せる仲間がいない、と言われている。携帯やネットで繋がるだけではなく、顔と顔をあわせてつながりを持つ、仲間を増やすことが大切」とし、自身が保育士としての立場から「子ども・子育て新システムの最終とりまとめが発表されたが、福祉が儲けの対象となり、自治体の責任が放棄される内容。子どもや保護者のためにも導入反対の声を広げていこう」と強調。「学習と討論で交流を深めよう」と話しました。
学習と討論を具体的な要求へ
春闘学習会では京都自治労連・松下賃金部長を講師に「今、あらためて『賃金』『賃金闘争』を考えよう」と題して学習を深めました。賃金とは何か、資本主義社会の中での賃金決定の仕組みといった基本的な部分や、公務員賃金、青年層の賃金は果たして高いのか、といった疑問に具体的データを示して説明。その後のグループ討論につながる学習となりました。
グループ討論は4つに分かれて実施。自分たちの賃金や手当がどういった状況なのか、他の自治体とも比較するなど、積極的な意見が相次ぎ有意義な討論になりました。
夜には青年部旗開きを実施。以心伝心ゲームなどで盛り上がり、今年1年のさらなる飛躍を誓い合いました。
京都自治労連 第1769号(2012年2月5日発行)より