機関紙 - 安心して働ける職場へ みんなの要求書を提出 〜京都こうむ公共一般労働組合舞鶴支部〜
京都こうむ公共一般労働組合舞鶴支部は、1月30日、要求書の提出を行いました。支部が独自に取り組んだアンケート結果や、この間の支部での議論を重ねて作成したみんなの要求を申し入れました。
申し入れで支部役員は、「現在の舞鶴市役所では、臨時・嘱託職員が約360人働いて、全職員の30%を占めており、市民サービスを遂行するうえで無くてはならない役割を果たしている」と非正規職員の大きな役割を強調。
そして、ここ数年の運動によって、長年の要求であった通勤手当や病気休暇、忌引休暇が付与され、今年度から賃金の改善も図られたが、まだまだ年収200万円以下の低賃金の職員が多くいる。
また、市民のために業務に励み技量の向上に努めても、「いつ雇止めをされるか分からない不安定な気持ちで日々過ごしている」と非正規職員の気持ちを述べ、安心して働くことができるよう、?雇用の更新については、本人の希望を尊重し雇用を継続すること、?基本賃金を上げるとともに昇給を、?退職手当の支給、?一時金の支給、?有給休暇を取得しやすくするとともに、制度の充実を、?選挙事務の手当てを正職員と同一に――など8項目の要求と、職場から出されていた個別要求、冬用のジャンパーの貸与など3項目を申し入れました。
対応した当局は、「市政運営への日々のご奮闘に感謝している。要求は検討し後日回答させていただく」としました。
舞鶴支部では、ひき続き組合の仲間を増やし、要求を前進させ、安心して働ける職場づくりへ奮闘しています。
京都自治労連 第1769号(2012年2月5日発行)より