機関紙 - 3・11の成功へ 学習会開催(舞鶴市職労)
市職労の中に実行委員会結成
東日本大震災、東電福島原発放射性物質漏出事故から1周年の3月11日に「原発ゼロ・アクションin舞鶴」が東舞鶴しおじプラザで開催されます。市職労は、その成功に向けて女性部、青年部、水道労組と執行部で実行委員会を立ち上げ、取り組みをすすめています。
そのためには“まず学習をしなくては”と、2月24日に小浜市の明通寺の中嶌哲演(なかじまてつえん)氏を招いて「若狭の原発、原発に頼らない地域再生を目指して」と題した講演会を開催しました。
原発なくす展望
敦賀市や美浜町、大飯町、高浜町に原発が建設されていくなかで、小浜市では住民が有権者の過半数の反対署名を集めることにより、当初は賛成派だった市長が誘致を断念したことを紹介されました。また、原発を止めて豊かな若狭の海の復活・再生、歴史・文化の再発見や、原発を安全に廃炉にするために何十年も労働者が必要となり仕事はあることなど、脱原発に向けての展望も示されました。
参加した組合員からは、「中嶌さんの熱弁が心に響いた」「なくすために早期に代替エネルギーの開発が必要だ」「計画的になくしていくことが必要だ」などの感想が寄せられました。
京都自治労連 第1771号(2012年3月5日発行)より