機関紙 - 新シリーズ:がんちゃんがゆく 〜青年数珠つなぎ(第一回)〜
「がんちゃんがゆく 青年数珠つなぎ」って?
府内各地を見渡すと、仕事に組合、地域活動と、様々な場面で活躍している青年の姿が見えてきます。
「組合の役割や仲間の大切さを伝え、青年のつながりを深めたい」と部長就任時に決意を語った京都自治労連・G青年部長。“がんちゃん”ことG部長が、こうした各地の青年をたずね、人柄や魅力などを紹介していく企画、それが「がんちゃんがゆく 青年数珠つなぎ」です。
仕事に趣味を生かして、“ひと”とふれ合う楽しさを実感
京丹後市職労 Kさん
見渡す限り大雪に囲まれた冬の京丹後市。新シリーズ第1回は、就職2年目、京丹後市役所大宮庁舎の教育委員会事務局学校教育課で働くKさんを訪ねました。
「なんか緊張しますよね」といきなり照れ笑いするKさん。実は現在、京都自治労連青年部の役員としてG部長とともに奮闘中で、お互いこうした形で向き合う事に緊張と同時に少し照れくさいようです。
仕事の中身を尋ねると、「小中学校の新入生への入学通知や手続き、就学時の健康診断の運営、主に就学事務を担当」しているとのこと。「パソコンと向き合っていることが多いけど、例えば健康診断で現場に行くと、“ひと”とふれ合える、そういう場面で仕事のやりがいや楽しさ、自分のしている仕事の意味を実感します」と話します。
休日にはギターを弾いたり、庁舎内の愛好家で集まったり、趣味の楽器演奏を満喫しているKさん。この間も同僚たちと忘年会で演奏を披露したり、幼稚園の誕生日会に仕事の関係もあって演奏に出かけたりと仕事の中に趣味を生かしています。
気軽に集まって話せる場
つながりづくりへ
組合には先輩たちに誘われて加入。「青年部の集まりは楽しい。同世代と接する機会があることは良い」と言い、組合の活動以外でも同期のメンバーと飲み会をしたり…「って飲んでばっかりですね(笑)」。
「旧町ごとに雰囲気やカラーが少しずつ違うなって思う部分があるので、そうした旧町の枠をこえたつながり、取り組みが出来ればと思いますね。特に青年層が気軽に集まれる、話が出来る場が必要だし、活動するにも、まずお互いのことを知り、思いがひとつにまとまらないと始まらない」と今後の活動について力強く話します。青年部で『茶話会』を企画しているようで、「ゆっくり話せる場として、そこから盛り上がっていければ」と先を見据えます。
3月に入り、新歓準備の時期に。「京丹後はもちろん、京都府内にもたくさんの組合の仲間がいることをアピールしたい。ちなみに京都自治労連の新採パンフに僕が載りますよ」としっかり自分をアピール?!
この春、注目の好青年があらわれました。
京都自治労連 第1771号(2012年3月5日発行)より