機関紙 - 伊根町議会、「条例案」否決 〜道理ある主張が横暴阻止する〜
『京都自治労連』3月5日号で取り上げていました伊根町議会本会議が9日開催され、議員発議で出されていた、住居手当の全廃・通勤手当削減を内容とする違憲・違法な「条例改正案」は、提案議員が所属する会派長が退席するなかで採決が行われ、賛成4、反対4の同数となり、議長採決で否決されました。
2月2日に開催された総務委員会で、吉本町長と伊根町職石野委員長は、条例案が法違反・ルール無視で伊根町と役場に混乱を持ち込むと堂々と批判。これに対して、提案議員は反論すらできませんでした。しかし、多数派であるため総務委員会では可決される事態となっていました。今回の結果は、困難な中でも道理ある主張と連帯の力に不当な横暴をストップさせる力があることを示しています。12春闘、住民とともにさらに奮闘しましょう。
京都自治労連 第1772号(2012年3月20日発行)より