機関紙 - がんちゃんがゆく 青年数珠つなぎ 第2回 〜
「こんにちはー」。元気な声とともに登場したのは、宮津市役所財務室市民税係のBさん(青年部長)と企画総務室企画係のAさん(副部長)。青年数珠つなぎ第2回は、宮津市職青年部の部長・副部長コンビ、就職して7年目のBさんと4年目のAさんです。
住民の笑顔が僕らのエネルギー 何をするにも?元気?が大切
宮津市職 Bさん・Aさん
「アピールも含めてこれは渡しとかないと」と名刺を差しだしたAさん。そこには『みんなのKTR』の文字が。仕事を尋ねるとKTR(北近畿タンゴ鉄道)という地域の鉄道の利用促進を主に担当されているとのこと。また、京丹後と同様の低運賃バスの宮津、与謝野、伊根への導入検討にも取り組まれています。
一方のBさんは市民税の窓口を担当。「今は確定申告の相談でバタバタしています」と苦笑い。「市民と直接関わるので、一人一人と向き合っての対応が大切。以前に担当した市民の方が自分を頼って来られたときは嬉しいです。そこから市民との交流が広がることもありますし」と笑顔に。
「とにかく『ありがとう』って言われたらそれだけで嬉しいですよ」とAさん。「道路一本にしても、便利になった、移動が確保できたなど、市民が笑顔になってくれたら本当に嬉しい」。
輪を広げながら仲間を増やしたい
青年部員は現在26人。取り組みを尋ねると、「ちょうど今週末に滋賀県にスノボ旅行に行くんですよ」と偶然にも取材した週末に企画があることが判明。「レクレーションを通して部員同士の親睦を深めたい」とBさん。他にもボランティアに取り組んでいると言い、Aさんは「『和火』というペットボトルを灯籠に見立てて沿道などを彩るイベントで、その灯籠を点火するボランティアや、灯籠流しなど地域のイベントに参加しています」。「みんなでワイワイと楽しむことが大切」と語るBさん、「部長になったのは…まぁ…流れです」と笑います。
Bさんは「やっぱり下から盛り上げていかないと。そのためにも青年部が盛り上がって、輪を広げていかないとダメ。楽しいところから仲間を増やしたい」と力を込めます。岩瀬部長も思わずうなずき、「楽しんでみんなで力を合わせるってすごく大事。青年部が元気だと回りも元気になる」と話すと、Aさんが「何をするにも元気がないとあかんし、宮津から何か発信していけたら良い」との言葉に期待が広がります。
「また会いましょう」と再会の約束を交わした三人。息ぴったりの二人に早く再会できる日が楽しみになりました。
京都自治労連 第1772号(2012年3月20日発行)より