機関紙 - がんちゃんがゆく 第4回 青年数珠つなぎ
遅めの春を告げた満開の桜がひらひらと舞い踊る福知山市内。今回たずねたのは、福知山市役所管財契約課のAさんと税務課のBさん。
Aさんは就職3年目、Bさんは2年目とフレッシュな顔ぶれが登場の第4回目の青年数珠つなぎです。
組合は "横のつながり" ができる絶好の場もっと大きく広げたい 福知山市職
「会ったことありますよね?」とAさんが切り出すと、「私も思ってたんですよ」とがんちゃんこと岩瀬部長。2年前の京都自治労連青年部の新歓スプリングフェスタで会ったことを思い出し、話が弾みます。
そんなAさん、職場では契約係に所属。市の入札や契約に係わり、工事の入札や管理、チェックを担当しているそうです。とても楽しく過ごせていると言う一方で、「職場は3階なのですが、財務部などもあり、固いイメージがあるのか、他の階の人からは行きづらいと言われていますね。そんなことないんですけどね」と笑います。
一方のBさんは、固定資産税を担当されています。1年目だった昨年度は実際に市民の新居に行き、評価するという仕事を担当していたと言います。住民との関わりも大きく、「税金を扱っているため、しっかりと説明をしなければなりませんし、分かってもらえた時はホッとします」。「書面上で分かっても、現場がどうなっているのかは行かないと分からない。例えば道路がきれいになっていたりすると、自分が担当した仕事が役立っていると実感でき嬉しいですね」とAさん。
市民に感謝される仕事がしたい
組合に入ったのは就職してすぐ。共通するのは、?横のつながり?を大切にしたいこと。組合に入ることで職場以外でもつながりをつくることができる点に惹かれたと言います。
しかし、福知山市職の青年部として活動できていないこともあり、つながりを感じる機会は年に数回。同期での食事会はあるようですが、「先輩や後輩と行くことがないので、組合の中でもっと知り合いを増やせたらなぁ」とAさん。Bさんも「同期以外の職員さんとも交流していきたい」と話します。
「福知山をもっと盛り上げたい」と話す二人。抱負をたずねると、「就職して1年が経ちましたが、まだ分からないこともあるので、しっかりと勉強して市民に『ありがとう』と言ってもらえるように接していきたい」とBさん。「今の課で勉強できることは全部勉強しておきたい」とAさんが続けます。
仕事への向上心と、職員同士の横のつながりをもっと大きくしたいとの思いを持った若い力が福知山の地ですくすくと育っています。
京都自治労連 第1774号(2012年4月20日発行)より