機関紙 - がんちゃんがゆく 第7回 青年数珠つなぎ
第7回目となった青年数珠つなぎは、住民課保険年金係のAさん、企画政策課情報推進室のBさん、土木建築課管理係のCさんの3人。それぞれ4年目、3年目、そしてフレッシュな1年目と、前回に続いて新採職員が登場です。
住民、組合員からの『ありがとう』の言葉が原動力に:京丹波町職 Aさん・Bさん・Cさん
魅力とやりがいがたくさん
保険証の発行や病院での自己負担への補助事業に携わっているAさん。「どの補助制度を使えば住民に利益があるか、どれだけ分かりやすく伝えられるか、を大事にしています。住民から『ありがとう』と言われると嬉しい」と話します。「住民課は戸籍や環境など多岐にわたる業務をしており、担当業務以外の事を少しですが勉強できます。覚えるのは大変ですが、将来的に役立つと感じます」と仕事の魅力を語ります。
「地元に少しでも貢献できれば」と今年4月に町職員になったばかりのCさんは、「職場の雰囲気には少しずつ慣れてきましたが、仕事の面ではまだまだ勉強中です」と初々しい言葉に思わずほっこり。「生まれ育った地域ですが、知らない事がたくさん。けれども、様々な場面で住民との新しい出会いなど楽しみもあります。『頑張りや』と声をかけてもらえ、励みになります」と笑顔を見せます。
Bさんは、庁舎内のコンピュータシステムを管理する部署に今年異動。「各課が使うシステムを管理しているので、それぞれの業務内容も知らないといけない」と苦労もある様子。ただ、「知識が蓄えられていくのは楽しいです」とも。「以前は町をアピールする職場で、『味夢(あじむ)君』という町のキャラクターをつくりました。今はそうした人たちを支える仕事。縁の下の力持ちとして、責任感ある仕事だと感じます」と力強い言葉が返ってきます。
組合は視野も仲間の輪も広がる
3人とも組合にはすぐに加入。「とりあえず入ろうかなと思って」とAさんが話すと、「右手を出されて握り返したら入ってました(笑)。熱意に押されました」と冗談交じりにBさん。Cさんは、「みんな入られていたので」と話します。
組合について、「仕事上ではつながらない人と知り合える場。他の仕事の話も聞けて視野も広がる」とAさん。Bさんは、「みんなが同じ仲間という関係。それがとても印象的で、団結力を感じる」と言います。
青年部で書記長を務めるBさんは、子どものいる家庭にプレゼントを届ける?サンタサービス?を紹介。青年部員がサンタになり、?お父さんとサンタを同時に見せて子どもの夢を壊さない?という素敵な取り組みです。「子どもがすごく喜んでくれたのが印象的。組合員の方からの『ほんまにありがとう』の言葉も嬉しかった。サンタやのに細いと言われたのもありましたけど(笑)」と振り返ります。
抱負を一言。「自分たちで新しい取り組みがしたいですね。やっぱり喜んでもらえるのは嬉しいですから」とAさん。「1日でも早く頼ってもらえる職員になりたい。組合には積極的に参加して職員同士の交流を広げたい」とCさんが続けます。「組合に入って良かったな、組合に入りたいなと言ってもらえる活動をめざしたい」とBさん。「それと自分たちの要求を届けること。職場環境の改善にむけて声を拾って届けたい」とまっすぐ前を向く眼差しに、私も負けてられないと思いを強くしました。
京都自治労連 第1777号(2012年6月5日発行)より