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機関紙 - 原水爆禁止2012年世界大会 〜核兵器のない世界の実現に 共同・連帯の力で世論と運動を広げよう 核兵器禁止条約の交渉開始へ〜

原水爆禁止2012年世界大会 〜核兵器のない世界の実現に 共同・連帯の力で世論と運動を広げよう 核兵器禁止条約の交渉開始へ〜

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組合活動
 2012/8/30 17:40

 原爆投下から67年目を迎えた広島、長崎の夏。核兵器のない世界に向けた2010年NPT再検討会議での合意の実現、核兵器禁止条約の交渉開始へ力をあわせようと、8月4日から6日、原水爆禁止2012年世界大会・広島大会が開催されました。

 世界大会には、国内外から開会総会に6800人、閉会総会に7200人、京都自治労連から総勢28人の代表が参加しました。原発ゼロを求める運動と世論が広がる中、「核兵器のない世界」の実現へ、さらなる一歩を踏み出そうとの思いが会場に溢れかえりました。

願いは叶えるもの、そのために行動を

 「核兵器のない世界への扉をひらこう」――開会・閉会総会ともに、また世界大会全体を通じて、この思いが、日本、海外両代表、そして大会参加者からの積極的な発言、行動と重なり合いました。その具体的行動として、核兵器禁止条約の実現、また、2015年NPT再検討会議に向け、アピール署名運動など、運動と世論の大きなうねりを起こそうと思いを一つにしました。

 両総会では、原爆と原発、核と原子力との問題から、『核と人間は共存できない』ことが世界中に共通認識となっていることが改めて示されました。舞台上には、参加者が次々と登壇し、「被爆体験を広げ、伝えたい」「核兵器をなくすという一点で共同を広げてきた」など、地域ぐるみでの取り組みや、青年学生からの希望あふれる発言が相次ぎました。

子どもたちの未来のために

 今大会では、自分たちの未来、子どもたちの未来のために「被爆体験を引き継ごう」「核廃絶・原発ゼロの運動をつくろう」と、青年みずから発信し、行動している姿が目立ちました。核兵器や原発がなぜいけないのか、そのことを自分の言葉で伝え、広げていくことが、さらなる草の根での大きな運動へとつながっていきます。

 大会は、「核兵器全面禁止のアピール」署名の運動を、地域ぐるみの取り組みで、大きく発展させること、「放射能に苦しむ人々」をつくらないという願いを一つに原発ゼロをめざす運動との連帯など、「広島からのよびかけ」を参加者全員で確認し、大会を閉じました。核兵器のない世界の実現に向けて、アピール署名をはじめ、地域、職場含めた幅広い運動を進めていきましょう。


参加者の感想

京都市職労:Iさん

 原爆投下による広島の被害状況、被ばくにより今も失われている命を知り、核兵器の恐ろしさ実感しました。

 福島原発事故の放射能汚染により生活が崩壊してしまった被災地の方々の声、「私たちに幸せになる権利はないのか!」という悲痛な訴えを目の当たりにし、生活の根本を支える「平和」の大切さを強く感じました。

木津川市職労:Fさん

 初めて参加しました。これまで映像や文章で被爆者の方の話を知ることはありましたが、被爆者の生の声を聞くのは初めてで、その思いを聞けたことはとても良い経験になりました。

 「Ring!Link!Zero」で高校生が「ここに集まっている皆は仲間です。若者の力で世の中を変えていきましょう」との発言が印象的で、私も何か出来ることから始めていかなければと考えさせられました。


京都自治労連 第1782号(2012年8月20日発行)より

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