機関紙 - エネルギー転換でふるさと再生 イメージがわいてきた! 〜再生可能エネルギーと地域づくり学習懇談会〜
9月17日(月)、京都自治労連は「再生可能エネルギーと地域づくりの学習懇談会・宮津バイオマスエネルギー施設(竹発電)視察」を開催しました。取り組みには、府職労連や京都市職労を中心に23人が参加。青年の意欲的な参加で大変有意義な取り組みとなりました。
懇談会では、「宮津市バイオマスタウン構想」について、宮津市職の組合員で同市の自立循環型経済社会推進室・環境政策係の小西正樹さんが説明。続いて「再生可能エネルギーとふるさと再生」と題して渡邉地域経営研究所主宰・渡邉信夫さんが講演を行いました。
事業所の現地で説明を受ける
午後は、宮津バイオマスエネルギー製造事業所(竹発電施設)の現地にて、産業創出係の田野博司さんから説明を受けました。参加者からは、「処理すべき竹の量に対して、現在どの程度の処理か」「今問い合わせがある企業は府内か府外か」「国内で竹を使ってエタノールを取り出しに成功したところはあるのか」「伐採にかかわっている人は地元の人か」など様々な質問が出され、田野さんに丁寧に答えていただきました。
意欲的な意見つぎつぎ
現地視察を終えての懇談・意見交換会では、「住民の生活に根ざした取り組みが大切であることがよく分った」「脱原発後のまちづくりを考えても、マテリアルの利用が重要」「地域には色んな宝がある。どんな需要があり、何が活かせるのか、行政のスタンスが問われている」「イメージがわいてきた。今後の取り組みが楽しみ」などの意欲的な意見・感想がたくさん出されました。
京都自治労連 第1784号(2012年9月20日発行)より