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機関紙 - 地域医療をよくするため、力合わせよう 住民に説明がないのは問題 〜与謝の海病院を考える懇談会〜

地域医療をよくするため、力合わせよう 住民に説明がないのは問題 〜与謝の海病院を考える懇談会〜

カテゴリ : 
組合活動
 2012/10/12 9:40

 来年4月、府立与謝の海病院を府立の直営病院から府立医科大学(08年地方独立法人化)附属病院にし、その経営形態を変えようとしている問題で、9月23日、みやづ歴史の館で「明日の丹後・与謝の地域医療と府立与謝の海病院を考える懇談会」が開催され、会場は、地域の医師会長など幅広い参加で80人を超えいっぱいになりました。主催したのは、府職労連と丹後と宮津・与謝の社会保障推進協議会(社保協)。

独法化のメリット見いだせない

 懇談会では、京都橘大学の高山一夫准教授が、診療報酬改定や地域医療計画の特徴に触れながら、「健康問題は生き方の問題、声を出す意義がある」と呼びかけました。京都医労連の中村暁さんが北部医療の現状と課題を報告。

 府職労連からは増田勝書記次長が、この間の開業医訪問や300通を超えて寄せられたアンケートハガキについて紹介するとともに、独法化された府立医科大学の現状について報告を行いました。増田書記次長は、医大では、経営効率が優先され、診療科の偏在や個室料の引き上げが行われている一方で、医療の質や医師・看護師が増えていないなど独法化のメリットが見いだせないことを指摘しました。

府にしっかり責任果たさせよう

 参加者からは、「地域の医療が切り捨てられるのが心配」「障害児のショートステイは、亀岡まで行かなければならない。障害児のケアとショートステイが出来るベッドや施設を」「みんな地域医療をよくしたいと思っている。何の説明もなく、いきなり附属病院化は問題だが、提言は方向性を示しており、それぞれの立場で京都府にしっかり責任を果たすよう言っていくことが大切」(医師)などの貴重な意見が寄せられました。


京都自治労連 第1785号(2012年10月5日発行)より

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