機関紙 - 知ることのなかった沖縄の現実 〜京都自治労連青年部沖縄平和ツアー〜
11月10日から12日、青年部は沖縄平和ツアーを実施し、6単組17人が参加しました。沖縄の過去や現在の問題を学習し、平和について考えるきっかけとなるよう、また青年組合員の交流機会の一つとして位置づけ、取り組みました。
1日目は沖縄の過去の戦跡である轟の壕やひめゆり資料館などを見学し、沖縄平和ネットワークのガイドさんの説明を聞きながら、中南部を巡りました。普天間基地を望む嘉数高台からは渦中のオスプレイも見ることが出来ました。
2日目は嘉手納基地周辺を見学した後に北部を巡り、ヘリ基地反対協議会やブロッコリーの森を守る会といった基地移設反対の座り込み活動をされている方々のお話を伺い、沖縄の豊かな自然が米軍基地により破壊される危機にあることを強く実感しました。
参加者の中には以前沖縄に旅行した人もいましたが、今回のツアーでは今まで知ることのなかったリゾートだけではない沖縄の実情が分かったとの感想も聞こえ、また夜の交流会や最終日の自由行動では青年同士おおいに交流し、とても有意義な3日間となりました。
京都自治労連 第1788号(2012年11月20日発行)より