機関紙 - 京 深層水
京都の地下深く脈々と流れる清浄さと汚濁を併せ持つ深層水の何たるかを、少しでも伝えることが出来るならと、まずはその第1回。
仕事納めの12月28日、府から各自治体のハード部門の担当者にメールが。おおもとは近畿整備局建政部からで「補正予算がつくので年末年始の間に関連作業をする。
したがって担当者は年末年始でも連絡がつくように」―連絡先の登録を促す内容。その後は怒涛の公共事業費の内示。林野庁の関係では要望のなんと5倍の内示。南部の自治体では来年度計上予定の「道の駅」が補正予算に。でも支える地域の農産物供給計画も、農家の連携計画も、責任体制も未定。
バラマキどころか、地道な地域の育成と自治の芽をつんでしまう、地域破壊のドタバタ公共事業だ。(I)
京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より