京都自治体労働組合総連合
お知らせ

京都に米軍基地いらない 関連資料

原発ゼロへ 関連資料

コンテンツ

メンタルサポート京都

法律相談は、顧問法律事務所へ


機関紙 - がんちゃんがゆく 第17回 青年数珠つなぎ

がんちゃんがゆく 第17回 青年数珠つなぎ

カテゴリ : 
組合活動
 2013/2/20 16:10

 第17回目の数珠つなぎは、南山城村唯一の保育園、南山城保育園に勤務する元気いっぱいの保育士3人が登場です。4年目のAさんは3歳児、同じく4年目のBさんは4歳児、3年目のCさんは2歳児を担任。
 取材中、常に笑顔と笑い声が絶えなかった3人。毎日子どもたちと彼らの笑い声が保育園いっぱいに響き渡っている、そんな楽しい雰囲気が浮かんできます。

原点は"子どもが大好き"

 「高校の時に地元の児童館のボランティアに参加し、子どもたちと過ごす時間が楽しかった。その頃から将来は子どもに関わる仕事がしたいと思って」と保育士になったきっかけを話すAさん。村で初めての男性保育士です。「中学の職場体験行事で保育所に行った時、1日体験しただけなのに子どもが『大好き』って言ってくれて。それがすごく嬉しくて、『保育士になろう』と強く思った」とBさんが続けると、「単純に子どもが好きだし、可愛いし、それなら保育士しかないなって」とCさん。

共通した思いとやりがい

 やりがいを聞くと共通した言葉が返ってきました。「子どもの成長を間近で見られること」です。

 「早起きしておいでや、歯磨きしてこなあかんよ、と言い続けてきた事が、ある日ふと出来るようになっていた」「登園時間が遅かった子に、早く来た日は帳面に星マークを付けようねと工夫をしたら子どもの方から早く行こうって言ってくれた」と、一つの工夫が子どもの成長に結びつくことを実感したとBさん。「子どもたちとの信頼関係が出来上がっていく、感動することも多くていっぱい泣きましたね」と笑います。

 「初めて担任した子どもたちが卒園を迎えるときは、感動というか、心に響くものがありました。いつも一緒に居ましたから」とAさん。卒園式で子どもと一緒に泣いたことが印象に残っていると言います。「小学校が隣にあるので、どんどん成長していく姿を今も見れています。段々そっけなくなってるけど(苦笑)」と少し寂しげです。

 近くには園の畑も。Cさんは、「種や苗から植えて育てて自分たちで収穫するので、普段は野菜を食べないけど自分が獲った作物だから食べたとか、給食で時間がかかる子でも、自分で獲ったやつやでって言うとすんなり食べてくれます」と思わず笑顔に。「ミニ田んぼもあり、田植えからして、できたお米を収穫祭で食べるんです。とても楽しいですよ」と3人の顔が一斉にほころびます。

 やっぱり子どもってめっちゃ可愛い!私も同じ保育士として3人の話を聞きながら、そのことを再確認。「自分の中の?保育?をもっと確立していきたい」と話す新鮮な姿によりよい保育をめざしてがんばろうと気持ちを新たにできた素敵な出会いになりました。


京都自治労連 第1794号(2013年2月20日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1364)

トラックバック

トラックバックpingアドレス トラックバックpin送信先urlを取得する
京都自治体労働組合総連合
〒604-8854 京都市中京区壬生仙念町30番地の2 京都労働者総合会館内
TEL:075-801-8186 / FAX:075-801-3482
(C)Copyright 2001- Kyoto-Jichirouren All Rights Reserved.