機関紙 - バイバイ原発3.9きょうと 福島をわすれず、原発のない未来めざそう
東京電力福島原発事故から2年。3月9日、京都市東山区の円山公園周辺で「バイバイ原発3.9きょうと」が行われ、3500人が参加しました。
脱原発の声、さらに大きく
集会は、福島から京都へ避難されている方の訴えや、昨年に続いて登場した制服向上委員会が脱原発ソングを披露。講演に立った辛淑玉(しん・すご)さんは、?胸を張って、ためらいなく、ふるさとは福島だと名乗らせたい”とした詩を紹介し、「原発は人間の体ではなく、人間そのものを壊す。福島は近代の日本が生んだ新しい差別だが、被災者を差別しない社会をつくることが原発村に対抗できる私たちの生き方」と強調しました。集会後のデモ行進では、プラカードや仮装など、思い思いのアピールを行いました。
また、府内各地でも9日から11日にかけ、多彩な行動が取り組まれました。宮津では10日、「原発ゼロの日本を実現するためのリレートーク」が行われ、市民から「がんばれ」との声援や差し入れが寄せられるなど、励まされる行動となりました。
京都自治労連 第1796号(2013年3月20日発行)より