機関紙 - 非正規職員の待遇改善は緊急課題
京都自治労連は、各単組と力をあわせて、非正規職員の賃金・労働条件改善に取り組んできました。その反映もあり、「賃金が増えた」という方が20%あります。一方で、「減った」という方も24%あり、「生活が苦しい、やや苦しい」という方は62%で正規職員より5%程度高くなっています。「ダブルワークをしている」も11%あり、家計の主たる生計者と答える方も38%と、年々高くなってきています。
賃上げ要求は、月給制の方では「3万円」「5万円」に回答が集中し、日給制の方では1000円/日、時間給の方は100円/時間に集中しています。
要望(3つ選択可)では、「賃金の引上げ」56%、「ボーナスの支給・額引上げ」50%、「雇用の安定」33%の3つが大変切実な要求であることが示されています。
京都でも全体的には改善されつつありますが、均等待遇からはまだまだ程遠く、処遇改善と組織拡大を結合して、京都における産別運動として全力をあげることが必要です。
京都自治労連 第1796号(2013年3月20日発行)より