機関紙 - NPT再検討会議の成功へ 代表メンバー大奮闘
5月2日からはじまるNPT再検討会議への出発を目前に控え、京都自治労連の代表団21人は、NPT再検討会議を成功させようと学習、宣伝、署名行動にと奮闘しています。
4月17日に、第二回京都自治労連代表団会議が開かれ、ニューヨークでの行動や署名、カンパ活動の先頭に立とうと意思統一。午後は、京都原水協主催の「NPTニューヨーク行動京都代表団壮行のつどい」に参加しました。
壮行会には、110人が参加。関西学院大学教授で原水爆禁止世界大会起草委員長の富田宏治氏が「核兵器はなくせるか?!NPT再検討会議の争点と課題」と題して記念講演を行いました。
京都の代表団68人が登壇しての決意表明では、京都自治労連青年部長のBさんが「青年部が取り組んできた沖縄平和ツアーや昨年100人を超える沖縄プロジェクトの参加のとりくみがあって、今回16人の青年につながっている」と紹介。つづいて城陽市職労青年部長のCさんが「戦争体験者が高齢化していく中で、青年はその体験や平和への思いを受け継ぎ次の世代に伝える義務があると思います。NPT再検討会議にむけて青年部で学習会を重ねてきたことは意識を高めるいい機会になりました」と語るなど、二人のさわやかな発言に大きな拍手が送られました。
集会後、三条河原町までパレード。その後の署名・宣伝行動では、参加者の訴えにチラシがどんどんなくなり署名が次々と集まりました。亀岡市職のDさんは「チラシの受け取りや署名に協力してくれる人が多いのに驚きました。学習会も社会の授業のようでとても分かりやすく、みんなと行動できて元気が出ました」と語ってくれました。
京都自治労連 第1726号(2010年4月20日発行)より