機関紙 - 府当局退席で交渉決裂の暴挙 国言いなり、これが知事の決断か 〜6月議会へは上程せず:向日市〜
賃金削減をめぐる交渉が大詰めを迎えています。
13日、第4回目となる府職連交渉(府職労・京教組)が行われ、交渉中、数字が二転三転し紛糾するとともに、「知事への再伺い」で二回の休憩を挟み深夜に及ぶ交渉に。
しかし、府当局は突然退席、交渉は決裂しました。この歴史的暴挙に府職労は、「国言いなり、一方的条例提案に抗議する声明」を発表し、全職場への交渉報告、議会会派への要請、人事委員会への申し入れなどを展開。給与削減を許さないとともに、府民の暮らしを守るたたかいに全力を挙げています。
賃金削減、現時点では考えていない
一方、向日市職労は18日、市当局と交渉を行い「給与削減の国からの押し付けはいかがなものかと思っている。今までも人件費の削減など努力してきた。他の市町村の動向を見てすることはしない。現時点では賃金の削減は考えていない」との回答を引き出しました。向日市職労は、全職員に報告するとともに、夏期要求での前進へ奮闘しています。
京都自治労連 第1802号(2013年6月20日発行)より