機関紙 - がんちゃんがゆく 第21回青年数珠つなぎ
「ありがとう」の言葉に力もらって:共済労
第21回目の青年数珠つなぎは、京都府市町村職員共済組合の職場から。共済労は共済組合に勤務する事務職員でつくる労働組合です。3年目のAさん(福祉課)、4年目のBさん(年金課)、そして1年目のCさん(保険課)とDさん(年金課)の青年4人が登場です。
組合員さんの声に応えて
事前に下調べはしていたものの?共済組合?について分からない点ばかり。「簡単に言うと、公務員の福利厚生を担っています」とAさん。業務内容をたずねると、市町村職員の貯金や年金、貸付、給付など多岐にわたっています。また、福祉事業の一環として宿泊施設のセントノーム京都の管理運営を行う部署もあるといいます。
「まだまだ失敗もありますが、例えば電話対応がきちんとできた時は嬉しい」と話すのは新人のDさん。同じく新人のCさんは「少しずつ覚えていって出来ることが増えると嬉しい」と笑顔に。「共済組合の組合員さんの相談にひとつずつ丁寧に対応していく中で、?ありがとう?って言ってもらえた時はやりがいをすごく感じます」とAさん、Bさんが続けます。
「組合」ってすごくイイ!
組合にはすぐに加入した4人。「入るもんだと思ってたんで」と口をそろえます。給料や休暇に関する学習や、課を越えた職員のつながりや交流が深まる事が魅力といいます。
青年部では来月、岡山の倉敷へ親睦旅行に出かけるそう。とても楽しみにしている様子が伝わってきます。他にも「給料や休暇の仕組みについての勉強会が、なかなか出来ていなかったので、今回は計画したいなと思います」。
今後の抱負をひとこと。「ようやく組合の活動を分かってきたので、職場環境の事など、問題点を指摘していけるようになれれば」とAさん。「仕事でも組合でも、基本的には対話力が重要になってくると思うので、そこを磨いてどちらにも生かしていきたい」とBさんが続けます。「仕事を確実にこなしていけるようになりたい」「もっと勉強して、例えば電話ではどんな質問でもしっかりと答えられるようにしたい」とCさん、Dさんが力強く話します。
こうしたところにも、私たち自治労連の仲間がいることを知り、青年のつながりをもっと大きくしようと力が湧いてきました。
京都自治労連 第1802号(2013年6月20日発行)より