機関紙 - 将来につけを残す原発はいらない 高浜原発の再稼働申請に抗議 〜舞鶴市職労〜
舞鶴市職労は、新規制基準が施行された7月8日、関西電力が高浜原発3・4号機の再稼働申請を行ったことに対して、同社に抗議文を送りました。以下、要旨を紹介します。
新規制基準は東電福島原発事故の原因究明が終わっていない中、拙速に決められたもので、原発の危機から国民の安全を保障するものとは言えない。
市職労は、高浜・大飯の両原発から30キロ圏内に多数の市民が暮らし、過酷事故が起これば避難を余儀なくされ、高浜原発から5キロ圏内の予防的防護措置を準備する区域を抱える自治体に勤務する職員の労働組合として、脱原発の運動と、原発立地自治体が原発抜きでも自立できるまちづくりの提言の取り組みをすすめている。
関電は、国民の安全よりも企業の経済的利益を優先させ、再稼働申請に踏み切った。私たちは、新規制基準が不十分である上に、国民の安全を無視した再稼働申請に対して断固抗議し、その撤回を求める。
京都自治労連 第1804号(2013年7月20日発行)より