機関紙 - 第51回女性部定期大会 働くことは喜び 職場はなんでも話せる場に 楽しくて頼りになる女性部を
7月3日、ホテルセントノーム京都で第51回女性部定期大会が開催され、昨年自治労連に加盟した与謝野町職も参加し、13単組から代議員40人をはじめ、全体で50人が参加しました。お昼休みにはユーフォニウムの演奏で?ほっこり?しました。
住民に寄り添った仕事がしたい
討論では10単組12人が発言。「職場は人員削減でカツカツ」「人手が足りず窓口で待たせてばかり」「慢性的人員不足で毎日残業で子どもにも影響」など深刻な人員不足からメンタルで休む職員や、「定年まで働きたいけど自信がない」人が増えている事が明らかに。給与削減によって若い職員からは「生活残業」との声まで出ているといいます。他にもリハセンの廃止、公立保育所の閉園や統合、民営化や保育所給食の民間委託など、公の役割が果たせるのか不安な状況になっていることが出されました。
「『せんせいにもう会えないの?』と泣きながら話した子どもたち。こんな辛い思いをさせる閉園はさせてはいけない」「保育所の再編は住民の声を聞いて検討を」「DV対応の窓口に男性職員が多く相談しにくいのでは」「マイナンバー制は問題あり。勉強が必要」など、住民や子どもに寄り添った仕事がしたいとの思いを共有しました。
女性部が大切と共通の思い
厳しい中でも、嘱託職員の処遇や評価制度の改善、身近な要求の前進、「集まること、話すことが大事」と原発や健康問題の学習会やバスツアー、コーラス、ソフトバレー、フラワーアレンジメントなどレクレーションのとりくみ、歓迎会やお誘いリーフを活用した未加入者への働きかけなど、楽しく元気に取り組んでいる報告が相次ぎました。
集まること、話すことで不安や悩みを共有し、みんなで声をあげ、職場で声をかけ合う事を大切に、「見えて、目立って、頼れる」女性部にしよう、誰もがイキイキと働き続けられる職場をつくるために「女性部と組合が大切」であることが共通の思いになりました。
憲法と平和を守る声をあげよう
急速に強まる憲法を変えようとする動き、丹後半島への米軍専用レーダー基地計画が持ち上がる中、「憲法9条を、平和を守る」声をさらに広げようと提起。住民のいのちと暮らしを守るためにも参院選で私たちの意思を示すこと、母親大会や原水禁大会へ核兵器廃絶、原発ゼロ、平和への思いを寄せ合うこと、そして「働くことは喜び」「職場はなんでも話せる場に」と、女性部から発信していこうと確認しました。
京都自治労連 第1804号(2013年7月20日発行)より