機関紙 - 高浜原発から 〜ふうせんを飛ばそう〜
福井県にある原発。ここで事故が起きた場合、放射能がどのように飛散するのか・・・。
「私たちの手と目で確かめにいこう」と、京都自治労連女性部も参加する京都母親連絡会がよびかけ、近畿ブロック母連(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)と福井母連の合同で、関電が再稼働しようとしている高浜原発からふうせんを飛ばそうと取り組み、165人が参加しました。
「原発ゼロにむけて、一、二の三」のかけ声とともにいっせいに空へ。200個の色とりどりのふうせんが風にあおられながら山を越え、返事が来ることを期待しながら見送りました。
高浜原発の向かいになる海岸、音海海岸から、原発をみながら、高浜の町会議員さん、現地で原発反対運動されている方から「福島事故のあと、安全神話と原発を真剣に考える人が増えている」「日本海側は地震、津波が広範囲にわたる被害は今までもこれからもない」と関電側は言うとのこと。大防波堤の工事がされているが税金のムダ使いと怒る参加者も。
近畿各府県と福井が「原発ゼロ」の思いでつながり、引き続き運動を強めようと新たな気持ちになりました。
京都自治労連 第1813号(2013年12月5日発行)より