機関紙 - 与謝野町に働く嘱託・臨時関連職員のつどい開催! "もやもやが取れた" "組合は絶対必要" 〜4人が組合加入〜
現在、与謝野町の非正規職員率は、約40%で、同一労働でありながら正職員との賃金の差は、半分にも満たない年収130万から200万円程度で、交通費においても格差がある状況です。
与謝野町職では、“不公平な状況を何とかしなければ”と町職の重点課題として取り組んできましたが、今回、組合執行部と非正規職員との「意見交換ができる場をつくり、声を聞こう」と懇談会を開催しました。参加者は7人でしたが、懇談の場では、非正規職員の賃金や休暇等の労働条件について学習を行い、悩みや不満を出し合い要求交流などを行いました。
参加者からは、「日頃思っていることを伝えることができて良かった」「とても勉強になった」「もやもやしていた物が取れた」など数多くの意見が出されました。結果、「労働組合は絶対に必要」だとの認識を示され、組合に加入されていなかった参加者3人全員がその場で加入意思を伝え、その後1人も加わり、新たに4人がこうむ公共一般の組合に加入することになりました。
与謝野町では、幼稚園・保育所統合の課題が出されており、町職では、当日参加できなかった保育職場関連の非正規職員を対象にした懇談の場をできるだけ早く設けたいと考えています。
与謝野町職は、「職員、臨時職員という身分の違いはあっても、同じ目的を持って、同じ職場で働く地方公務員。安心して働き続けるためにも共にたたかう仲間を増やし、労使交渉で解決を求めていきたい」と奮闘しています。
京都自治労連 第1814号(2013年12月20日発行)より