機関紙 - 感動的で刺激的 行こうよ みんなで「おきプロNEXT」に
京都実行委員長:府職労連 Tさん
「あの感動と衝撃をふたたび」――今年6月、自治労連・自治労連共済結成25周年を記念して沖縄県を舞台に1500人の青年が集まろうと「おきプロNEXT」が開催されます。全国から1200人、京都から14単組110人の青年たちが参加した2009年の「おきなわプロジェクト」以来の一大イベントです。
京都自治労連では昨年10月に青年を中心に京都実行委員会を結成。実行委員長をつとめるTさん(府職労連・京都自治労連青年部長)におきプロNEXTへの思いを語っていただきました。
みんなでつくる「おきプロNEXT」へ
2009年の「おきプロ」には実行委員として参加し、大きな刺激を受けた取り組みになりました。「おきプロNEXT」が取り組まれるなかで「自分の経験が生かせる、強みになるのでは」と考え、仲間の後押しもあって実行委員長を引き受けました。
「みんなでつくるおきプロNEXT」をめざして、みんなが意見を出し合い、和気あいあいとアットホームな雰囲気で実行委員会をすすめています。府職労連から参加してくれているメンバーは「沖縄には行ったことがないから想像がつかないけど、どこに行っても新鮮さを感じられる楽しみがある。実行委員になって『おきプロNEXT』をつくる立場にいることは貴重な経験になる」と話してくれています。
忘れられない1000人の熱気
京都自治労連青年部の沖縄平和ツアーに2007年に初めて参加して「ガマ」に入った体験は今でも強く記憶に残っています。平和ツアーは本当に目から鱗のことばかりでした。その後、「おきプロ」の中でも沖縄が抱える深い問題を知ることができ、「もっと見たい、もっと知りたい」と思うようになりました。実際に現地に行って、触れること、体験することが大切だと感じています。
全国から1000人を超える青年が集まったあの熱気はなかなか体験できません。みんなで飛ばした紙飛行機もすごく感動したし、とにかく「熱かった3日間」でした。多くの仲間と出会い、多くの知識を得る経験につながり、「自分を成長させてくれるものが『おきプロ』にはあった」と今では大きな財産になっています。
一人ひとりの「きっかけ」に
前回の「おきプロ」は私にとって、自分たちの賃金や職場のことだけでなく、平和の運動や社会情勢に目を向け、組合活動に参加してみようと思うきっかけになりました。いろいろな場に参加することが自分自身にプラスになって、一つひとつの取り組みがつながっていると実感することができました。
今回の「おきプロNEXT」も、一人ひとりにとって何かしらのきっかけになる取り組みになればと思っています。沖縄の問題をもっと知りたい、全国や京都の仲間とつながって仕事や働き方を考える、そういったみんなの心に残るきっかけになる大きな取り組みにしたいです。
「すべての単組からの参加で150人の青年で沖縄へ」と目標をたてました。一人でも多くの青年職員に参加してもらい、旅行では決して味わえない感動と刺激を「おきプロNEXT」で感じてもらいたいと思います。新しい自分も発見できるかもしれません。6月はみんなで「おきプロNEXT」へ!
おきプロNEXT
2014年6月13日(金)〜15日(日)
京都独自の学習・交流・文化体験企画や、全国実行委員会が用意する平和や食、歴史、自然などの選べる分科会、オープニングイベントやファイナルイベントなどが予定されています。
京都自治労連 第1815号(2014年1月5日発行)より