機関紙 - 分断攻撃跳ね返し、6年間で1000人を組合員に
橋下・維新の会が、露骨な「公務員バッシング」で大阪府に乗り込んできて6年。厳しい情勢の中でも大阪府関係職員労働組合は、多くの仲間を組合に迎えています。
大阪府関係職員労働組合 有田洋明 執行委員長
橋下大阪府知事が誕生して「職員は半減、給与は半分にする」と公言し、団体交渉をマスコミに公開するなど、露骨な公務員バッシングを行ってきました。住民からの苦情電話や街頭宣伝でのヤジなど、府民と公務員の分断が狙われました。
これに対して私たちは、すべての苦情電話にも真摯に対応し、「人間らしく働くルール」の確立を訴える宣伝行動や、住民団体との要求懇談会などを粘り強く開催し続けることで、民間労働者、住民との連帯をいっそう確立していきました。
職員との対話を重視し、目に見える組合活動を役員同士の経験交流・意思統一で実践。一度だけの対話であきらめず何度も繰り返そうと、対話カードの作成、職場役員の名刺や未加入者に対するお手紙作戦など…。この6年間で1000人近い仲間を組合に迎え入れています。職場に仲間が増え、職場の雰囲気が変わってきていることを実感しています。【講演抜粋】
京都自治労連 第1819号(2014年3月5日発行)より