機関紙 - 組合にはいったよ 住民と地域のために一歩ずつ
「住民に喜ばれる仕事がしたい」「よりよいまちづくりをしたい」と期待と希望を胸いっぱいにふくらませた新規採用の仲間たちが職場に、そして組合にやってきました。各単組や職場では、新しい仲間を歓迎する取り組みがすすめられています。
さっそく「組合に加入したよ」と、とても嬉しい知らせが届いています。仲間が増えると職場も組合も元気に。その嬉しい知らせに居ても立ってもいられず、新しい仲間に会いに行ってきました。
「地域住民のために働きたい」とこの春、社会人採用枠で向日市役所に就職された森澤健二さん。現在、道路整備課建設係に配属され、日々奮闘されています。
就職して半月。「役所というと固いイメージがありましたが、職場の雰囲気や、みなさんの人柄がとても柔軟で暖かいので楽しい毎日です」と緊張していた顔もほころびます。
組合には4日に行われた青年部新歓の場で加入しました。「なぜ加入したのかとよく聞かれますが、入るのが当たり前と思っていた」と森澤さん。前職でも組合の経験があるそうで、「組合に加入していたから違う部署や職場の人たちと知り合うことができ、視野も仲間も広がった」と言います。
抱負をたずねると、「一歩ずつすすんで、自己を向上させることで組織と地域に貢献していきたいです」と力強く話してくれました。これからの活躍に期待が高まります。
新しい仲間に喜びいっぱい
新しい仲間が増えたことに向日市職労は喜びいっぱい、歓迎ムード一色です。「もっと仲間を増やそう」と組合員みんなが元気になっています。「新しい仲間が元気に仕事をしていけるように支えていきたい」とエールを送る岩谷委員長。まだまだ嬉しいニュースが続きそうです。
今年、与謝野町に採用されたのは7人。加悦庁舎に配属された3人が駆けつけてくれました。
「地元で仕事がしたい」と話してくれた中村達郎さんは、その中のひとり。与謝野町加悦地域振興課で、地域の消防団を支える仕事に就きました。住民の安全を守る消防団の事務取りまとめの仕事に、「まずは顔を覚えていただくことです」とがんばっています。
「組合は?」との問いに、「みんな加入しているので私も加入しました。同じ役場のなかま同士、助け合っていけたらいいですね。…私も何かできることがあればがんばります」と答えてくれました。
仲間増やし地域住民とともに
同じ加悦支所で働く新規採用者の三野真穂さんと橋本遥さんは、福祉課と保健課に配属されています。「初めてのことばかりで覚えることがいっぱいです」と三野さん。「保健師としてこの仕事を選びました」と橋本さん。二人とも与謝野町は高齢者が多い地域であることから、「この地域で元気に長生きしてほしい。そのためのお手伝いができたらいいなあって思っています」と抱負を語ってくれました。
与謝野町職員組合・市田桂一書記長は、新規採用者全員が組合加入してくれたことについて、「職場の一員としてがんばってもらいたい。組合を通じて仲間と交流して、住民のために自分に何ができるか、見つけてほしい」とエールを送りました。
京都自治労連 第1822号(2014年4月20日発行)より