機関紙 - 組合にはいったよ 〜地元に帰って地域の福祉を守りたい:京丹後市職労〜
今回取材に応じてくれた2人は、ともに京丹後市の出身。地元に帰って地域で何かしたいと市役所に入庁しました。福祉の現場で奮闘する2人に話を聞きました。
地元で仕事がしたい
「地元で仕事したいなあと思って市役所と教員しか受けていなかったので採用されてよかった」とYさん。障害者福祉課に配属され、希望していた職場で奮闘中です。Yさんは京丹後市の福祉は充実していると感じています。「独自制度もそうですが、住民・利用者に対して先輩たちの対応が丁寧できめ細かい。勉強になります」とこれまで持っていた市役所の仕事のイメージと異なっていたとも。
Kさんは、学生時代は福祉を専攻し、卒業後はヘルパーなど、福祉現場での仕事を経験し、社会福祉士の資格を取得、京丹後市に就職しました。「現場を見てきて、やはり地元の福祉に関わりたいと思い京丹後市を受験しました」「施設の管理や母子家庭へのサポートなど何でもやってます」と奮闘中です。
住民本位の福祉を守っていきたい
2ヶ月経って職場や仕事はどうですか?と二人に聞いてみると、Yさんは「広い地域なのに先輩方が住民のことを一人ひとりよく把握していることに驚きました。私も京丹後市の福祉を守っていけるようがんばってやっていきたい」と話します。また、他の人の仕事も知り、住民からの電話に的確に答えていきたいとも。「市の職員としての責任を感じます。先輩のアドバイスがありがたいです」とKさん。施設管理の仕事では見積もりや予算のことなど行政実務に苦闘しているとのこと。
YさんとKさんは「おきプロ」に参加することを楽しみにしています。「京都で同じ仕事の仲間が100人以上も参加するなんてすごいですね。えっ?全国からですか?すごい!」と規模の大きさにびっくり。Yさんは「府内だけでなく全国の仲間と交流できたらいいですね」と期待を膨らませます。一方、Kさんは「今抱えている仕事が終わらないと…がんばらないと」と緊張気味です。
京都自治労連 第1825号(2014年6月5日発行)より