機関紙 - "2015年を女性が真に輝く年に" 職場でも組合でもお母さんに:京丹波町職員組合女性部長
新しい年、?2015年を女性が真に輝く年に?と府内各単組の女性部が頑張っています。
「女性職員が働き続けられる権利の拡充を」と奮闘しているEさんを訪ねました。
Eさんは、1989年和知町に就職。当時は、「育児休業がなく、介護、子の看護、妊娠健診休暇もなく、その中でも育児休業は切実だった」といいます。労働者の長年の要求が実って、育児休業が1992年4月に制度化されたときには「子どもと一緒にいることができ、働きながら子育てができる。これで母親になれるとみんなで喜んだものです」とEさんは当時を振り返ります。
組合活動が職場を元気にする
しかしこの間、「制度は充実してきたが、?何かしら働きにくくなった?。昔に比べ、手間暇かけた物事が敬遠されるようになったのでは」とEさんは感じています。「組合活動でもそうです。仕事と家庭以外に、組合活動というエネルギーが必要です。でも、その活動、エネルギーが職場を元気にし、働きやすさを自らが作る活動だと思います。そんな意味もあって、?もっと仲よくなろう?と昨年11月22日、みかん狩りツアーを行いました」。
「よく言うのですが、労働組合がない職場は元気がないと思います」「女性部は、働く者の最後の砦、セーフティーネットです。困ったこと、悩んでいることがあったら何でも相談してもらえる、職場でも組合でも、お母さんのような存在の女性部になりたい」。
2015年、温かく力強い京丹波町職員組合女性部に注目です。
京都自治労連 第1839号(2015年1月5日発行)より