機関紙 - 「行政と住民」「住民と住民」、顔がみえる関係をいかした自治体行政をつくろう 〜全国青年自治研に20人が参加〜
6月12日、13日と静岡県伊東市にて自治労連青年部・第2回青年自治研集会が開催され、全国から220人、京都自治労連から7単組20人が参加しました。
自律のまちづくりが自治を発展させる
集会では滋賀県日野町の藤澤町長が「地方自治体の役割と青年へ向けたメッセージ」と題して記念講演。滋賀の住民運動の歴史や経験、自律のまちづくりや住民を主役にした日野町政の取り組みを紹介し、「住民の繁栄無くして自治体労働者の幸せはない」としたスローガンを実践していくことなど期待を語りました。
基調報告にたった松山実行委員会事務局長は、集会の目的や春闘のとりくみとして提起してきた「青年インタビュー」の実例を紹介。自治体・関連職場で働く青年の声とその背景や課題を分析、今後の活動に生かすための具体的なとりくみ例を挙げながら報告しました。
語り合って深め合った住民のための仕事
9つに分けられた職種別分科会では、1日目、2日目ともに「住民のために良い仕事がしたい」、そのために労働組合が果たす役割とは何か、時間たっぷりに議論を深め合いました。2日目には自治労連・猿橋書記長が自治体労働者と労働組合について講演しました。
秋におこなわれる全国自治研への参加も呼びかけられ、また地方組織や単組での自治研活動の活発なとりくみも提起されました。
参加者の感想:楽しく学び、交流も 向日市職労 Aさん
全国からたくさん集まって、普段では話す機会がない人たちとも話が盛り上がったり、分科会では仕事での悩みや仕事しやすい環境作りのために取り組んでいることなど、みんなで話を出し合って深められて良かったです。楽しく学び、交流もできてとても有意義な2日間でした。
京都自治労連 第1730号(2010年6月20日発行)より