機関紙 - 京 深層水
▼蜷川知事がポケット憲法を広報課から出版して50年。当時直接作成に関わった府広報課職員のKさんに会って、当時の話を伺いました。
▼机の上には20種類以上のポケット憲法が。中には京大の宮内裕教授が亡くなり、夫人から香典の一部を「府の憲法行事など憲法を守る活動に役立ててほしい」と寄付がよせられ作成し、末川博先生や蜷川知事の追悼の言葉も掲載されたポケット憲法もありました。
▼当初から児童憲章が掲載されたのは、福祉畑を歩んできた当時の広報課長の熱い思いからとのこと。
▼50年後、2日の予算委員会で安倍首相は「集団的自衛権行使に地理的制限は必要ない」と宣言し、再び戦争への一歩を踏み出そうとしています。沖縄辺野古では長さ52?、幅22?、高さ24?、重量7400?のケーソン6基を運び、海底に沈め、土砂を入れて蓋をする作業を開始。反対する県民、市民を暴力的に排除。
▼9・11直後にブッシュ大統領が「対テロ戦争」を叫び戦争に突き進んだ姿と安倍首相が二重写しになる。
(I)
京都自治労連 第1841号(2015年2月5日発行)より