機関紙 - 市民の思いハッキリ 〜舞鶴市職労が市民アンケート〜
高浜・大飯原発再稼働 反対63%
海外の戦争に自衛隊参加 反対67%
舞鶴市職労が、4年に一度取り組んでいる市民アンケート結果が、大きな話題になっています。同市職労書記長のAさんに、その特徴等を寄せていただきました。
舞鶴市は高浜原発から30?圏内のUPZ(緊急時防護措置準備区域)に9万人弱のすべての住民が入っています。万一にも福島原発のような事故が発生すれば、舞鶴市域から人が全くいなくなるかもしれません。
このような危険性がある原発の再稼働について、市民はどのように考えているのか。市民アンケートの大きな目的の一つでした。
そして、市民の意思がはっきりしました。再稼働反対「63%」、再稼働に舞鶴市の同意が必要「85%」です。市民は原子力規制委員会の審査に合格したと言っても、原発の持つ本質的な危険性を感じ取り、また、舞鶴市に市民の安全をしっかり守ってくれと、言っているのだと思います。
執行部は2月11日、学習会を開催し、私たちの労働条件改善と脱原発の取り組みを協議しました。アンケートに寄せられたこの市民の思いを私たちは市政に反映させたいと考えています。舞鶴で安心して暮らせるように、再稼働反対、脱原発のうねりを大きくしていきたいと考えています。
京都自治労連 第1842号(2015年2月20日発行)より