機関紙 - 組織拡大で要求実現!すべての単組で増勢へ 〜A組織部長に聞く〜
2015年春の組織拡大月間
1000人の新しい仲間を迎えよう!
京都自治労連は、3月〜6月を春の組織拡大強化月間として、新規採用者を中心に組合員拡大の取り組みに各単組が大奮闘しようと呼びかけています。A組織部長は、「拡大月間における各単組の大奮闘で1000人の新しい仲間を迎えよう」と訴えています。
組合への信頼は「見える活動」で勝ち取る
昨年7月の定期大会で、すべての単組での?増勢?をめざし、本部と単組が一丸となって組織拡大の取り組みを進めてきました。昨年春と秋の拡大月間では各単組の力を合わせた奮闘によって500人を超える仲間を迎えました。
とりわけ、昨年の「給与制度の総合的見直し」を跳ね返す取り組みや「毎月の超過勤務実態調査」など、組合員の要求実現を具体化する「見える活動」を通じて組合への信頼が高まるなかで組合加入につながったことが大きな教訓でした。
こうした経験・教訓を生かし、今年も新採、未加入、非正規・関連労働者など、自治体に働くすべての職員を視野に入れた拡大運動を職場ですすめてほしいと思います。
「構え」と体制の確立が不可欠
「増やす人を増やす」、組合員が組合員を増やすことにこだわる―そうは言っても組合員の拡大は、組合役員にとっても簡単なことではありません。そのためにも「増勢に向けた?構え?を作り、意思統一を図る」ことが大切です。執行部が組合の組織拡大こそ今最も重要な課題のひとつであることをしっかり位置づけることが重要です。
そして組合員拡大を役員まかせにせず職場の組合員さんの協力を得て「声掛け」をする、躊躇せずに「組合に入ってほしい、一緒に頑張ろう」ということをはっきりと言い切ることも重要です。ぜひ、早急に会議を開き、説明会の準備、声掛けをする人を決めるなど、入念な準備をして4月を迎えましょう。また、「職場に組合員拡大の風を吹かす」ためにもこの3月中に未加入者全員に組合加入を訴えましょう。
自治労連共済の魅力を生かした組織拡大
これまでも「組合員拡大は、自治労連共済の拡大と一体ですすめよう」と呼びかけてきました。新規採用者への「組合に入れば共済がついてくる」キャンペーンにより、若い世代の加入者が増えてきました。「組合はあなたのくらしを丸ごと守りたい」を合言葉に、全国の仲間の「助け合い」で「万が一」の支え合いを行っています。安い、安心、身近な自治労連共済は、安倍政権による賃下げや格差拡大の悪政の下で、組合員のくらしを守る役割が高まり、また、職場における「世話役活動」の活性化にもつながります。ぜひ、共済の拡大と一体となった組合員拡大をすすめてください。
新採100%加入の単組もあれば、なかなか加入してもらえない単組があるのが現実です。組織拡大は、決して楽ではない活動ですが、一つひとつの成果の積み上げが大切です。京都自治労連と各単組がお互い励ましあってがんばりましょう。
京都自治労連 第1844号(2015年3月20日発行)より