機関紙 - 組合に入ったよ 〜かわいい子どもたちに囲まれて毎日が楽しい:舞鶴市職労〜
前号から始まった「組合に入ったよ」シリーズ。今回は舞鶴市職労の新しい仲間を紹介します。舞鶴市立うみべのもり保育所で働く新採保育士、4歳児担任のAさん、1歳児担任のBさんのお二人をたずねました。
子どもたちとかかわりたい
保育士をめざしたきっかけを尋ねると、「実は小・中学生の頃は看護師をめざしていたんです」とAさん。「でも高校で進路について考えたとき、子どもとたくさん関わりたい、それなら保育士をめざそうと決意しました」と振り返ります。
東大阪市出身のAさん。大学卒業後は民間保育園に勤務しましたが、縁あって舞鶴市で働くことに。「試験を受ける前に、数回舞鶴市に足を運ぶ機会があり、そのたびに親切な人に出会い、自然もとても豊かだと感じました。大阪とはまた違う良さがある舞鶴市で働きたい」との思いが今につながっています。
一方のBさんは、「昔から子どもが好きだったのですが、高校のときに保育園でボランティアをさせてもらう機会があって、子どもとかかわるのってこんなに楽しいんだ、それに先生たちは色んな工夫をしながら保育をしているんだというのが分かりました。それが保育士をめざすきっかけですね」と話してくれました。
舞鶴市には「専門学校の先生からすすめられた」とのこと。現在、地元の綾部市から毎日電車と自転車を駆使して通勤中です。
1日でも早く力になりたい
働き始めて1ヵ月。「保育所の近くには海や山があって環境が新鮮です。子どもたちとそういう場所へ行くと、子どもたちは図鑑を持ってきて、お花や昆虫について調べるんです。探究心を身近に感じられて、子どもの成長を間近で見られるのがすごく良い」とAさん。思わず顔がほころび、笑顔いっぱいに。
続けてBさんが「わからないことだらけで正直失敗もあります。先輩に助けてもらいながらやっていますが、臨機応変さを身につけていきたいです。積極的に自分から保育を出来るようになりたい」と力強く語ります。
今後の抱負について、「まずは舞鶴のことをたくさん知りたい。生活と仕事、どちらも慣れるのに精いっぱいですが、1日でも早く仕事を覚えて任せてもらえるように頑張りたい」とAさんが言うと、「保育所の1日の流れをつかんで、失敗することなく、子どもたちと丁寧に向き合って、一緒に成長していきたい」とBさん。
「毎日覚えることがたくさんで、大変だけど子どもたちに囲まれて楽しい」と声をそろえる二人。今日も二人の笑顔が保育所いっぱいに広がっています。
京都自治労連 第1847号(2015年5月5日発行)より