機関紙 - 組合に入ったよ 創りたい!活気ある南山城村を 南山城村職 むらづくり推進課
南山城村は人口3千人弱、京都府で唯一の「村」で宇治茶の銘産地です。職員60人弱の役場に、元気な新人が採用され組合加入しました。村を活性化させたい!新しい村を創りたい!とやる気満々。この二人を取材しました。
取材にお邪魔したのは役場の斜向かいにあるやまなみホール。この一室にあるむらづくり推進課が二人の配属先です。「採用された二人がこの課に配属されたことで、村長や役場の皆さんの想いが伝わります」と言うお二人に採用の経過を聞きました。
Aさんは近隣の自治体でイベントの企画や調査の仕事していた経験から「自治体の活性化や宣伝に興味を持ちました。南山城村が人を募集していると知って応募しました」。Bさんの前職は建設関係。「学生時代、都市計画の勉強をしていました。南山城村で『道の駅』の計画を知って興味を持ちました」と、二人とも希望にピッタリの職場に配属されたことにやる気満々です。
仕事が楽しい…やる気満々
就職して3ヵ月経って、仕事の様子を尋ねると、二人の「むらづくり」への想いややりがいがあふれ出します。Aさんは「『道の駅』はもちろん地域全体をどう活性化させるか、廃校になっている学校など施設の管理や運用を任されていますので、イベントに使えないかなあとか、恒常的に利用できないかなあとか、現場回りながら…」
「そうそう!」とBさん。「デスクワークだけでなくて現場を回ったり、(住民に)話を聞いたり、忙しくしています。ここは京都や大阪などの大都市圏に通えない距離じゃない。新しいライフスタイルを提案できると…」。熱い。
ONもOFFも充実?
イベントなどで休日出勤が多いという二人。「ちゃんと休めていますか?」と聞くと、「代休は取っています。平日に買物に行くと店が空いていて、なんか変な感じ」とAさん。Bさんは「私も代休は取っています。仕事とプライベートの切替えはちゃんとできていますよ」と、安心しました。
「向いの庁舎には毎日行きますが、先輩から声をかけてもらえますし、アドバイスもいただけます」「いくつかのプロジェクトでは役場の職員みんなで取り組んでいますから、幅広く交流できます」と、役場の先輩たちともうまくやっているようです。がんばれ。
京都自治労連 第1850号(2015年6月20日発行)より