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機関紙 - 組合に入ったよ 経験を地域で役立てたい

組合に入ったよ 経験を地域で役立てたい

カテゴリ : 
組合活動
 2015/7/9 12:50

 宮津市役所は、今年5人の新規採用者を迎えましたが、4人が専門職。「近年の宮津市では珍しい」と上田忠志宮津市職書記長はいいます。今回取材させていただいたAさんもケアマネジャーの資格を持ち、介護の現場で経験を積まれてきた方です。「地元に戻ってきました」というAさん。お忙しい中、お昼休みを割いていただいて、お話を伺いました。

高齢者福祉の分野で幅広い経験

 Aさんは今年、宮津市で新規採用された5人のうちのひとり。5月からの採用でした。前職を伺うと「大阪で高齢者福祉の仕事で、介護老人保健施設、ケアハウス、特別養護老人ホームなどでやってきました」。直近では4年間、居宅のケアマネジャーをされていたそうです。居宅ケアマネといえばケア対象者のお宅に訪問して家族と一緒に支援の計画を立てるきめの細かい仕事。家族と利用施設の調整役。思わず「大変でしたね」というと、Aさんはニッコリと「地域福祉のお役に立てればと宮津市役所を受けました」と答えてくれました。

利用者のニーズにきめ細かく対応したい

 Aさんはもともと京丹後市の出身。「18歳まで京丹後に居たのですが、大阪に居た方が長くなっちゃいましたね」。両親が住んでいる地域で働きたいとUターンを決意、宮津市役所の募集に応募しました。面接のときに、他の市町村より宮津市の高齢化が進んでいることから「先進的にがんばって貰いたい」といわれ、あらためてがんばろうと決意したといいます。

 2ヶ月経っての感想を聞くと「書類が多いですね。当然のことですけど…」と民間で働いていた時の違いを話します。「大阪とは社会資源も利用者のニーズも違いますね」「今ある予算、施設を最大限・効率よく活用したいです」とAさん。「利用者のニーズを聞き取って、実情に合わせた福祉サービスを提供できるようにがんばりたいです」「まだこれからですけど…」。地域包括センターの仕事もあり、経験者といえ、まだまだ覚えることはいっぱいです。

リフレッシュも大切ですね

 ちょっと話を変えて「趣味はありますか?」と聞くと「山歩きが好きですね」と一番に返ってきました。「穂高、富士山…一合目から、屋久島…三日かけて縦走しました」。富士山を一合目から?三日かけて屋久島縦走?かなり本格的。「どこからが“本格的”かわかりませんけど…リフレッシュも大切ですね」と笑顔のAさん。「早く仕事に慣れて、時々リフレッシュ(趣味の山歩き)したいですね」。

 組合加入についても「組合が無かった職場ばかりでしたから、ありがたいです」。組合の自治研や職種別の部会の話をすると「職種別の学習会などに参加して、近隣、府内自治体の福祉についても知りたいし、交流学習できたらいいですね」。終始、穏やかで丁寧な物腰の方でした。


京都自治労連 第1851号(2015年7月5日発行)より

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