機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ
新年度が始まりました。「住民のために仕事がしたい」「学んできたことを生かして地域に貢献したい」―期待や希望を胸に新規採用の仲間が職場にやってきました。さっそく各単組では「今日からあなたもチームの一員」などあたたかい歓迎とともに、組合説明会や歓迎企画など新しい組合の仲間を増やす取り組みが始まっています。
新採一人ひとりに寄り添って
私たちの仕事は、憲法と地方自治を生かして住民サービスの向上をめざすやりがいのある仕事です。住民や職場の仲間とともに地域貢献に取り組んだり、困難を乗り越えて業務をやり遂げたり、仕事を通じて喜びあえる嬉しい場面がたくさんあります。
一方で、新規採用者をはじめ、異動してきた新しい仲間にとっては慣れない環境や仕事のなかで悩んだり、行き詰まったりすることもあります。そんなとき、あなたの近くには助けあえる、励ましあえる労働組合とその仲間がいることを伝えましょう。
皆さんにとって労働組合とはどういうものでしょうか。「安心して働き続けるための保険」「職場環境をより良くしたい思いを叶える場所」「不安や悩みが解消できる心強い存在」「横のつながりができる場」など、組合員一人ひとりに?あなたにとっての労働組合?への思いがあるはずです。
あなたの行動参加が仲間づくりの力
この間、物価高騰には追い付かないものの全職員の賃金改善や休暇制度拡充など、労働組合に加入する仲間の力で要求実現が進んでいます。
賃金・労働条件など、生き生きと元気に働き続けられる職場づくりをみんなで実現するために、仲間を増やす取り組みに参加し、あなたの言葉で加入を呼びかけましょう。
京都自治労連 第2021号(2025年4月5日発行)より
あたたかい人間関係に支えられて更なる成長を
京都市職労 Aさん
京都市中京区役所で生活保護のケースワーカーとして働くAさん。「最初は先輩に聞いてばかりだった」と採用当初を振り返りながら、「質問すると違うパターンや関係する業務など、1聞くと10返してくれて、仕事の全体像をつかむうえでとても助かりました」と先輩の助言や指導に感謝し、あわせて職場の人間関係がすごく優しく居心地が良いと笑顔で話します。
最近一番嬉しかった事は、担当する方が就労指導を受け入れてくれたこと。1年間自らの業務経験を重ねながら関わり、信頼関係を深めてきたからこそこの結果に結びついたと感じています。
今後は、自分の判断でできることを増やし、意見を言え、先を見通して仕事ができるようになりたいと、更なる成長にも意欲的です。
京都自治労連 第2021号(2025年4月5日発行)より
3月10日、京都自治労連は、2月17日に提出した「2025年春闘要求書」に基づく京都府自治振興課との交渉を行いました。
交渉団は、24確定交渉での妥結事項を年明けに撤回・変更しようとする動きや人事評価制度の変更を「試行」の名の下に労使協議なく現場に下ろすなど、従来の労使関係を壊す動きが複数の自治体であったことを指摘しました。自治振興課長は「労使の信頼関係を保つことは当たり前」とした上で、「人事評価は導入ありきでなく、人材育成に資するものとなるよう引き続き助言していく」と回答しました。
続けて基本賃金について、物価高騰を上回る全世代での賃上げが必要であると交渉団が求めたことに対し、課長は個人的見解と断った上で「初任給だけでなく中高年層の賃上げも必要。春闘情勢等注目している」と答えました。
そのほか、労働時間短縮、パワハラ・カスハラ対策、会計年度任用職員の公募上限撤廃、病休の有給化などの課題解決を求めました。
京都自治労連 第2021号(2025年4月5日発行)より
あっという間に15年が経過
農政課に勤務するBさんに欠かせないもの、それが「大正琴」。大正琴との出会いは今から約15年前、一緒にオカリナ教室に通っていた役場の同僚がなぜか大正琴を習い始め、練習の見学に来ないかと誘われたことがきっかけです。
大正琴の楽譜は数字譜で比較的簡単に演奏ができる楽器です。弾き方は左手で鍵盤の数字を押しながら右手のピックで弦を弾くだけ。「最初は見様見真似で弾きました。感想ですか?これできるやん、弾けるやん!と思いました」と笑います。「オカリナ教室が終わり、その代わりではないけど、しばらくやってみようと始めました。今も続けている姿は想像していませんでしたが(笑)」。
習っているのは琴伝流(きんでんりゅう)。主旋律のみを演奏する大正琴(ソプラノ)から、アルト・テナー・ベースとパートごとの大正琴を開発し、アンサンブルができる新境地を作り出した流派です。「主にテナーとベースを担当しています。派手さはないけれど演奏をしっかり支える重要なパート。表に出るのが苦手な私の性分に合っています」。
現在は月2回教室に通いながら自宅でも練習の日々。教室に通うメンバーで高齢者サロンをはじめとした地域でのボランティア演奏やミニコンサートを自主開催するなど精力的に活動を続けています。
ぜひ大正琴はじめませんか
演奏する曲は童謡や演歌、歌謡曲やポップス、最新の曲まで幅広く様々。「良い音を鳴らすには経験が必要。最初は鍵盤を押さえる左手が難しいと思っていたけど、音の加減や調整は右手。ピックをあてる強さや角度によって音が異なるので奥が深い。曲によって弾く位置を変えたり、どうすれば良い音が鳴るのか研究する時間が楽しい。新しい音の発見にもつながって面白いです」。
魅力を聞くと、「理想の音を鳴らせたときの喜びや、他のパートを演奏するメンバーとお互いに良い音が出せて心が一つになれること。一体感ある演奏ができているときは弾いているときから高揚感があります」と笑顔を見せます。
「仕事や生活の忙しさはあると思いますが、それらを忘れてなにかに没頭できる時間が必要だと思います。私にとってその一つが大正琴。心身のリフレッシュにもなって気持ちが良いです」。
京都自治労連 第2021号(2025年4月5日発行)より
2月28日、与謝野町職は野田川わーくぱるで賃金勉強会を開催しました。
この勉強会は確定闘争のなかで、24人勧に基づいて若年層中心の給与改善や地域手当の支給等、全体的な賃上げは行われたものの、依然として物価高騰による組合員の厳しい生活実態が続いていることを受け、「賃金」について分析・研究を行うことで今後の要求活動に生かそうと企画されました。
当日は京都自治労連・深田祐司書記を講師に、22名の組合員が参加し、和やかな雰囲気で学び合う場に。若手職員の参加が多かったため、「人勧とは」など基礎的なテーマから始まり、24人勧についても年末の交渉結果を踏まえながら解説。深田氏はラスパイレス指数や春闘情勢に触れながら、要求前進のために組合に結集して学習を深め、組織拡大強化をめざそうと強調しました。
参加者からは「自分の賃金が現在の仕事の対価として、また生活していく上で十分な水準でないことを学び驚いた」等の感想が寄せられ、普段は仕事が忙しくなかなか勉強する機会のない賃金について理解を深めました。
与謝野町職では、こうした勉強会を継続して行うなかで、組合員の賃金・権利に関する認識を深め、組織力向上と職場を基礎にした要求活動につなげていく取り組みが進められています。
京都自治労連 第2021号(2025年4月5日発行)より
2歳の子どもが事故に巻き込まれ父親がその罪が誰にあるかを突き止めようとしますが、決定的な人物を特定することができません。腰痛のため糞を拾わないまま犬を散歩させている老人、時間短縮のため風邪の症状でも夜間救急を使う大学生。自分一人がこれくらいのことをしたって構わない、そんな身勝手なモラル違反。これらの連鎖で事故は起きてしまったのでしょうか。
「乱反射」とは物理の用語で、光線が表面のなめらかでない物体にあたって種々の方向に反射すること。日常生活はまさに「乱反射」のように様々な事柄が飛び交っています。何の因果関係もなく起こる出来事を私たちは"偶然""奇跡"そして"不運"などと言いますが本当にそうなのか、自分のふとした行動の"その先"を考えさせられる1冊です。
京都自治労連 第2021号(2025年4月5日発行)より
非正規公共協議会総会
日時:3月20日(木祝)11時10分〜15時
会場:かや山の家(与謝野町)
ちりめん街道散策もあります
京都自治労連 第2020号(2025年3月5日発行)より
2月12日、2025年国民春闘方針を確立する第212回中央委員会を開催しました。執行部の方針提案を受けた討論では9単組9人が発言し、年末確定闘争での前進、春闘での要求アンケートや学習会、新採歓迎に向けた取り組みなどが語られ、方針案を全会一致で確認。
新たに結成された綾部市放課後学級労働組合を京都自治労連の仲間として迎えました。
24確定闘争から25春闘へ
物価高騰を上回る賃上げの取り組みについては、「ラスパイレス指数が低いことから、昨年の春闘期から賃上げにこだわって中高齢層の引き上げを要求し、係長の4級昇格につなげた」(与謝野町職)、「若年層の特別昇給廃止の改悪提案をはね返した」(舞鶴市職労)など確定闘争での奮闘が語られました。
会計年度任用職員の取り組みでは、「賃金は宇治市会計年度に準拠だが、遡及適用は行われていない。粘り強く交渉していく」(宇治野活労組)、「京都自治労連の差額支給ビラを活用して昼休み懇談会を実施。休暇制度がまだまだ不十分。充実・改善を求める」(宇治市非常勤労組)、「委託先に指定された事業者が辞退するなど混乱が続いているが、きちんとした勤務条件にするため頑張る。支援をお願いしたい」(綾部市放課後学級労組)などが報告されました。
職場要求実現、仲間を増やす取り組み
「組合活動を楽しいものに。組合員にプラスになるものという視点で活動への参加を呼びかけていきたい」(宇治市職労)、「新採対策でリーフレットを作成中。歓迎企画を北部地域でも計画している」(府職労連)、「制度導入以降、会計年度任用職員を30人以上組合に迎えた。もっと仲間を増やしたい」(福知山市職)など組織強化拡大への決意が語られました。
職場要求の課題では、「アンケートに寄せられた職場要求から取り組みを始める」(府職労連)、「給与体系の基本を学ぶ勉強会を開く」(与謝野町職)などの取り組みの一方、「要求書を作成しているが意見集約が難しい。平和課題などなぜ組合が取り組むのか、との意見も出る」(京都市職労)との苦労も出されました。
また、組合費の見直しに係る要望や検討状況、今後の考え方について質疑・発言がありました。
京都府へ要求書を提出
2月17日、中央委員会で春闘方針とともに確立した春闘要求書を京都府自治振興課に提出しました。3月10日に交渉を行います。
各単組でも春闘要求を確立し、職場要求の実現に取り組みましょう。
京都自治労連 第2020号(2025年3月5日発行)より
自治体当局への要請や懇談を通じて、春闘要求前進をめざす春闘自治体キャラバンを2月20日から実施しています。
懇談では、人材確保の点から初任給引上げが行われることは社会情勢の反映とする一方で、中高齢層の賃金改善は不十分との認識が示されました。地域手当については、多くの自治体が人事院勧告で出された内容で引上げる方向ですが、今後の引上げ方針については対応に違いがあります。また、会計年度も含めた賃金改善がすすむなか、新たに地域手当支給も重なり、財源確保を口にする自治体もありました。
人員の課題では、年度途中や定年を待たずに退職する職員が増えており、複数回の採用試験の実施や社会人採用枠の拡大など工夫するものの、人材確保に苦慮する実態が出されました。
京都自治労連 第2020号(2025年3月5日発行)より