機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ
京都弁護士会(浜垣信也会長)が呼び掛けた「安保法制反対!立憲主義の回復を求める京都大集会」が、9月22日に円山音楽堂で開催され、2100人を超える市民が参加しました。
国連職員として世界各地の紛争地で武装解除などを行ってきた伊勢崎賢治東京外国語大学教授が記念講演を行い、南スーダンの危険性を訴えました。集会後は、激しい雨になりましたが、元気よく京都市役所までデモを行い、「安保法制廃止」を強く訴えました。
京都自治労連 第1881号(2016年10月5日発行)より
戦争法強行採決から1年、京都憲法共同センターが呼び掛けた行動が9月19日から22日にかけ府内47ヶ所、2300人を超える参加者で行われました。
京都自治労連に結集する府内各地の単組も地域の諸団体と共同し、元気よく参加。「1年たっても、違憲は違憲!一刻も早く廃止しよう」と訴えました。
京都自治労連 第1881号(2016年10月5日発行)より
第51回定期大会 京都自治労連青年部
とき 10月15日(土)13:00〜17:00(12:30〜受付)
ところ 職員会館かもがわ
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より
賃金確定含めた秋季年末闘争が本番を迎え、各単組で取り組みが始まっています。
京都自治労連は、9月9〜10日、京都烟河(亀岡市)にて16秋季年末闘争討論集会を開催し、13単組から70人以上が参加。初日は、渡辺治一橋大学名誉教授の記念講演、16秋季年末闘争方針の提案、2日目は3つの分散会に分かれて集中討議を行いました。
自治体労組が共同のつなぎ目に
会議の冒頭、池田委員長は「ブックレット『戦争と自治体』は全国で反響があり、各単組で学習運動も進んでいる。『二度と赤紙を配らない』とは住民を二度と戦場にかり出さない私たちの誓い。来年の70周年にむけ、この秋季闘争で組織増勢、要求と運動の前進を築こう」とあいさつ。
続く記念講演で渡辺氏は、「安倍改憲の新段階と対抗する運動の展望と課題」と題し、参院選結果が「改憲勢力3分の2確保」「野党共闘11選挙区勝利」の2つの顔があることを指摘した上で、安倍政権が「戦争法信任と発動体制づくり」「解釈改憲の突破と明文改憲」「アベノミクスの再建」の3つの狙いを持っていたと強調。その中で、野党共闘をはじめ戦争法廃止の共同は広がったものの対アベノミクスへの共同が不十分だったと分析。しかし、戦争法廃止の運動の広がりが若者など地域をあげた幅広い共同になり、野党共闘を生み出す力になったとし、自治体労働組合が暮らしや平和など地域との共同の蝶番になることが重要と述べました。
重要課題前進へ議論深める
方針提案で松下書記長は、?戦争法廃止、改憲許さない運動の強化、?生計費に基づく正規・非正規の賃金改善、「総合的見直し」中止・水準回復、人事評価制度の強化・賃金リンク阻止、?あらゆる運動を組織強化・拡大につなげる、?地方創生による地方自治破壊、公務公共サービスの産業化やトップランナー方式を許さない運動、など9つの重点課題を提起。
2日目は、3つの分散会に分かれ、この間の取り組みの経験や教訓、秋季年末闘争方針を深める立場から積極的な討論が行われました。
要求前進へ単組学習会
宮津市職
14日、宮津市職では新入組合員や若手執行委員を主な対象に学習会を開催。京都自治労連・品田執行委員を講師に13 人が参加し、「人事院勧告って何だろう?」など学習しました。
京丹波町職
14日に、京都自治労連・松下書記長を講師に賃金学習会を開催し30人が参加。地方公務員の給与体系、16勧告の特徴と問題点、具体的な賃上げのたたかいについて学習しました。
青年部
京都府人事委員会へ申し入れ
青年の生涯賃金引き下げた「総合的見直し」中止せよ
9月15日、青年部は京都府人事委員会への要請行動を実施。青年職員の生涯賃金を引き下げた「総合的見直し」中止と引き下げ分の水準回復措置、初任給をはじめとした若年層の賃金改善、長時間労働の是正、人員増などを申し入れました。谷村書記長は「府勧告の影響は大きく、市町村が注目している。国追随ではなく生計費原則の立場にたった賃金改善など役割を発揮してほしい」と強調。当局は「切実な思いとして受け止めたい」と話しました。
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より
9月12日、京都市人事委員会は職員の給与に関する勧告及び報告を行いました。
主な内容は、?月例給については、給与較差が極めて小さいことから給料表の改定をしない、?一時金については、0・1月引き上げる(勤勉手当てに配分)ことなどです。一時金は、3年連続の引き上げとなったものの、「月例給の改定なし」は、民間と公務の賃上げが連動している「賃上げサイクル」にブレーキを掛けるもので、民間労働者の賃上げや、地域経済に大きな悪影響を及ぼすことが心配されます。
また、今年の確定闘争の大きな争点である「配偶者に係る扶養手当削減」問題は、団結署名をはじめ、職場内外の大きな反対世論で、今回の勧告では、「国、地方公共団体の動向を注視し、本市の扶養手当の在り方について研究していく」とさせ、削減を勧告させませんでした。
京都市職労は、「今年こそ実質賃金をプラスに」とすべての市役所関連労働者の生活改善と地域経済の活性化につながる、大幅賃上げを求めて、民間労組、市民との共同を広げ奮闘しています。
?月例給
本市職員(事務・技術職員)と市内民間従業員(事務・技術関係職種)の平成28年4月分給与を役職段階、学歴、年齢を同じくするもの同士で比較(ラスパイレス方式)
民間の給与(A) | 職員の給与(B) | 較差 | |
(A)−(B)=(C) | (C)/(B)×100 | ||
402,491円 | 402,429円 | 62円 | 0.02% |
?特別給(ボーナス)
昨年8月から本年7月までの1年間における民間の支給月数と本市職員の支給月数を比較
民間の支給月数 | 本市職員の支給月数 |
4.32月分 | 4.20月分 |
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より
第38回京都自治体労働者スポーツ大会・バレーボール大会が、9月10日、グリーンランドみずほ体育館で開催され、舞鶴市職労、福知山市職、京都市職労の3チームが参加、総当たりで対戦しました。
どの試合も一進一退の熱戦でしたが、粘りで流れを引き寄せた京都市職労が、昨年全国大会準優勝の舞鶴市職労をフルセットの末に下し、昨年の雪辱を果たし、優勝しました。
京都市職労チームは、10月21日から23日に広島でおこなわれる全国大会に出場します。
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より
今回「組合に入ったよ」に登場するのは、4月に福知山市役所に就職した2人。仕事に就いて6ヶ月が過ぎ、仕事の慣れてきた頃。明るく気さくな2人にお話をうかがいました。
期待以上の仕事にワクワク
取材当日、すでに組合事務所に来ていたのが、Bさん。上下水道部水道課に所属で、「今日、工事の審査が無事終了して一段落しました」とほっとしている様子です。後から来たAさんは福祉保健部健康推進室の所属。2人とも部課はきちんと書いてほしいとのことで、自分の仕事に責任を感じていることがうかがえます。
Bさんは学生時代に建築土木を勉強していたそうで、インターンシップで舞鶴市役所の下水道課で上下水道の仕事を知り、「スケールの大きな仕事だなあと思いました。そのとき職員募集していた福知山市役所を速攻で受けました」とテンポよく話します。
一方、Aさんは、就職活動で民間企業を回る中で『自分に向いている仕事』について悩んだそうです。「結構悩みました。親が公務員だったこともあり、人に役立つ仕事をしたいと急きょ公務員試験を受けました」と振り返ります。
先輩たちのノウハウが凄い
6ヶ月たっての仕事のことを聞くと、「水道の世界ってすごいんです」とBさん。都市計画や配管、水圧の話まで、技術的な話がポンポン出てきます。「先輩たちのノウハウが凄い。職人技といいますか、とにかく知らないことばかりです」。早く先輩たちに追い付きたいとやる気満々。Aさんも「法律や条例など覚えることがいっぱいです。一つひとつ迅速にこなしていく先輩たちはすごい!自分も早く追いつきたいです」「管理栄養士の資格を持っているので、同じ資格を持って頑張っている先輩の手助けができれば…」とAさんも奮闘中です。
最後に今後のことを聞くと、「俯かん的に仕事ができるようになりたい」と難しい言葉でBさん。「福知山市を客観的・大局的にみて都市計画に関わっていきたい」と高い志です。「今は与えられた仕事をきちんとこなしたいです」と控えめに話すAさん。続けて「先輩はもちろんですが、住民のためになる仕事、信頼される仕事がしたいですね」と目がキラリ。組合の自治体学校や自治研集会の話をすると2人とも興味津々で、向学心も旺盛です。
取材終了後、急いで職場に戻る笑顔の2人を見送りながら「このまま頑張れ〜」とつぶやいてしまいました。
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より
滋賀県高島市今津町の住吉公園で、「戦争法廃止、日米合同演習反対9・11あいば野大集会」が開催され、滋賀県をはじめ近畿各府県、全国から、労働組合、市民団体、国会議員、地方議員など、780人が参加しました。
集会では、最初に主催者から、今回の演習への危惧や反対運動の強化が話され、「今回の演習(9月11日から10日間)は、155ミリの榴弾砲や高速装甲車ストライカーを使って海外での戦争を想定した訓練であり、許すことはできない」とあいさつしました。
次に、参議院議員の伊波洋一さんから、緊迫する沖縄辺野古や高江のヘリパッド建設反対でのたたかいが報告され、沖縄も滋賀も京都(京丹後のXバンドレーダー)も、連帯して運動を広げていこうと提起がありました。また、衆議院議員の宮本たけしさんも安倍政権の戦争できる国づくり政策を批判、全力で阻止すると決意を述べました。
連帯スピーチやリレートークでは、市民団体、宗教家、青年、女性とそれぞれの立場・目線から戦争法阻止、自衛隊を海外の戦争に送るのをやめようと訴えました。
最後に集会宣言を大きな拍手で確認後、あいば野演習場入口周辺、地域の商店街をデモ行進しました。
戦争法強行1年 府内各地で行動 「戦争法廃止までたたかう」
安倍政権による戦争法の強行採決から1年となった19日、京都府内各地で「戦争法廃止」をアピールする行動が行われました。京都市役所前からのデモには、900人以上の市民が参加し、繁華街を元気にアピールしました。
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より
京都自治労連 第193回中央委員会
〈とき〉10月6日(木)10:30〜
〈ところ〉ラボール京都第8会議室
〈議題〉
○2016年秋期年末闘争方針について
○情勢学習会予定
府人事委員会への要請署名を全職員から集めよう!
京都自治労連 第1879号(2016年9月5日発行)より
第36回自治体にはたらく女性の全国交流集会in近畿(じちはた)が、京都教育文化センターで開催され、のべ650人の女性が全国から集まりました。地元京都開催ということで、京都から15単組からのべ208人が参加。成功に向け奮闘しました。
女性ならではの視点でとりくみ
今回の「じちはた」は、「戦争はあかん!いのちを大切に!ほんまもんの平和をつくろう!」がスローガン。開会の地元歓迎あいさつでは、京都自治労連池田豊委員長が、戦後の蜷川革新府政下で府庁舎に掲げた横断幕を紹介しながら、憲法を遵守する自治体の大切さを訴え、今年の「じちはた」が京都で開催されたことに意味があると歓迎しました。
ビデオレターでは「じちはた」の歴史や意味などが先輩から語られました。特別報告では、自治体職員として、労働組合としての生き生きとしたとりくみが報告され、京都からは青いとり保育園不当解雇撤回への支援について当事者のAさん訴えられました。
記念講演では「平和は憲法で守られる立憲主義ってなんだ?」をテーマに、テレビコメンテーターとして活躍されている首都大学東京教授の木村草太さんが講演し、明治憲法からポツダム宣言、そしていまの憲法がつくられるまでの歴史経過をひもとき、立憲主義の大切さ、憲法を守っていくとはどういうことなのかを話されました。
2日目は、2つの講座、5つの分科会、そして京都市伏見区、舞鶴市、滋賀県へと足を伸ばす3つの見学分科会を開催し、盛りだくさんの交流集会となりました。
成功に向け京都の仲間ががんばりました
顔出しパネルで歓迎!
会場入口に置かれた顔出しパネル。作ってくれたのは向日市職労の仲間です。みんなで手分けして制作してくれました。実行委員として奮闘していただいたBさん。「みんな参加してくれて感謝です」。
華やかな資料袋でみんな笑顔
様々な模様や絵柄で華やかな資料袋。すべて手作り。提案してくれたのは京丹波町職のCさん。「京都らしいデザインができたらって思いました。若い方々に声掛けしました」とCさん。京丹波町職からも多くの参加者がありました。
京都自治労連 第1879号(2016年9月5日発行)より