機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ
新規採用の職員が、目を輝かせ、入庁してきました。労働組合への加入呼びかけが旺盛に行われています。各単組では職員研修の合間をぬって、朝、昼、夕と、心を込めた歓迎を行っています。
宇治市職労では4月2日、研修の昼休みを使って組合加入を訴えました。「住民のための仕事がしたいと就職した皆さんが、安心して働き続けることができる職場を作っていこう」と小野敦委員長があいさつし、配属予定の職場の先輩たちが駆けつけ、新人に声をかけ、組合加入を訴えました。「一緒にがんばろう」との先輩の声に、笑顔で「よろしくお願いします」と、続々と組合加入申込書を持ってきてくれました。
京都府職労連、京都市職労をはじめ、府内の単組で、早朝の宣伝や昼休みの組合説明会、歓迎会などを実施、組合の訴えに応え、続々と加入しています。
たくさんの仲間と楽しく活動 〜京都自治労連青年部長 Aさん〜
新規採用職員のみなさん、就職おめでとうございます。
これから、社会人として新しく一歩を踏み出す時ですね。
新しく踏み出すその一歩に、不安がいっぱいかと思いますが、心配することはありません。労働組合のたくさんの仲間たちが、みなさんを待っています。
労働組合とは、みなさんどのような思いを持っておられるかわかりませんが、「自分たちの権利や職場環境の改善に向けて、みんなで活動していく場所である」とともに、「仕事に行き詰まった時や何か困ったときに、一人で悩まず相談できる仲間を作る場所だ」と私は思っています。ぜひ加入してもらい、たくさんの仲間と楽しく活動していきましょう。
京都自治労連 第1845号(2015年4月5日発行)より
▼さあ値上げだ、値上げだ! バター、チーズ、ヨーグルト、牛乳、クリーム、ケチャップ、小麦粉値上げでパンも丸亀製麺のうどん、大好きな蕎麦、カレーも、油、コーヒー、ミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、おまけにウイスキーの「山崎」「白州」も。ついでに冷凍食品、アイスクリーム、カップヌードル、パスタ、そうそうティッシュも値上げだ。
▼それだけにとどまらない!東京ディズニーランド、USJも大幅値上げ。もちろん吉野家も。
▼更に電気代、介護保険料、軽自動車税も上がる。でも反対に引下げもまけてはいない!介護報酬、生活保護(生活扶助費)、子育て給付金。
▼追い打ちをかけるのが景気が悪化した時に増税を停止できる「景気条項」を削除した消費税10%への増税。これも3月31日に自民、公明などの賛成で法案成立。
▼でもバランスは取ってある。企業のもうけにかかる法人実効税率(標準で34・62%)は2・51%引下げ。そして、戦争する国づくりの「防衛」予算は2年連続増で4兆8800億円。
(I)
京都自治労連 第1845号(2015年4月5日発行)より
守ることは必要だが、攻めることはよくない!
京都自治労連は、憲法をめぐって緊迫した情勢になっているなか、大会で決定した「憲法自治体づくり」運動の具体化のひとつとして、憲法を行政に生かすことを目的に「憲法キャラバン」を取り組んでいます。3月25日には、第一弾として、大山崎町の山本圭一町長と懇談を行いました。京都自治労連から池田委員長、松下書記長、佐藤書記次長が参加しました。
色々押し付けられ少々窮屈
懇談会は、町長室の前にある『油売り』の大きなレプリカが話題に。山本町長は、「離宮八幡宮が油売りの発祥の地であり、全国に発信したい」と。池田委員長は、斉藤道三を例に、「油売りは全国を舞台に活躍、諸国の情勢に明るく常に全国を視野に入れていた」と応えるなど和やかな雰囲気で始まりました。
『地方分権改革』について山本町長は、「地方に色々なことが押し付けられている。少々窮屈と感じている」「自助・共助・公助と言われているなかの公助を支援し、住民のみなさんや職員と力合わせ、自立する町づくりをめざしていきたい」
住民守るのが行政の仕事
また池田委員長が、『地方創生』に関してプレミアム商品券や地方版総合戦略など他の自治体の計画に触れると、「乗らないともったいない」「起爆剤としてではなく、エンジンとしてとらえたい。府や国への要望はあるが、町自らが取り組んでいかなければ」と。
『人口減少・自治体消滅論』について山本町長は、「都市近郊の中の町なので、住民の危機意識は低い。地元意識を住民がもっと持ってほしい」としました。
国会で大きな問題となっている『集団的自衛権』については、「町民を守るのが行政の仕事。集団的自衛権で守ることは必要ではないか。攻める立場に立つことはよくない」と山本町長は語りました。
京都自治労連 第1845号(2015年4月5日発行)より
一向に改善されない異常超勤の現状に、超勤の実態を把握するとともに、「超勤縮減、不払い残業一掃、大幅増員」の庁内世論を喚起しようと、毎月超勤実態調査に取り組んでいるのが府職労連。昨年の6月から今年3月まで連続10ヶ月にわたる調査を行っています。
3月19日には、「超勤実態調査報告会&働くルールを守る学習会」を開催し、22人が参加しました。
組合の姿がよく見えるようになった
報告会では、府職労連の佐藤書記長が、10ヶ月にわたる超勤実態調査について報告。この取り組みで、過酷な労働実態を「見える化」するとともに、職員からの告発をうけ、不払い残業是正や人員要求につなげ、「労働組合の姿がよく見えるようになった」ことや「組合への期待」が広がり、組合加入にも結び付いていることが報告され、確信が広がりました。
府職労連では、ひき続き調査を継続するとともに、超勤縮減、不払い残業一掃、大幅増員めざし、奮闘しています。
京都自治労連 第1845号(2015年4月5日発行)より
NPT再検討会議に5人の代表を送る京都市職労では、?NPT盛り上がっていきましょ〜う”と取り組みがすすんでいます。
都市建設支部では、代表団に決まったBさんと、5年前に代表として参加したCさんを中心に「盛り上げチームを結成」。議論を重ねた結果、「職場ごとの学習会」を開催。また、みんなが参加するNPTにしようと、署名活動や折り鶴運動に取り組んでいます。8日には京都市職労の結団式と街頭宣伝・署名行動も計画し奮闘しています。
府職労連は23日に「学習会&壮行会」
今回、2人の代表を派遣する府職労連は、NPTの取り組みを盛り上げようと折り鶴運動や、寄せ書きを職場で回すなど、様々な取り組みを行っています。23日には、「学習会&壮行会」を計画しています。
京都自治労連 第1845号(2015年4月5日発行)より
3月21日、青年部は丹波自然運動公園で、昨年6月のおきプロNEXTで生まれた青年の交流とつながりの輪をさらに大きく広げようと「おきプロNEXT再会交流企画」と銘打ってキックベース大会を開催。8単組30人が参加し、童心に返るとともに、自治体を超えた交流にもつながり、笑顔がたえない企画となりました。
城陽市職労チームが優勝、5月のスプリングフェスタでのソフトバレー大会でも優勝しようと早くも意気込んでいます。
京都自治労連 第1845号(2015年4月5日発行)より
京都自治労連
第189回中央委員会
日時:5月14日午前10時30分〜
会場:ラボール京都4F第8会議室
新規採用者を温かく迎え、組合加入をすすめよう!
京都自治労連 第1844号(2015年3月20日発行)より
15春闘が、大きな山場を迎えています。全労連・国民春闘共闘会議は、民間労組の集中回答日を3月11日に指定。京都総評では、消費税引き上げと物価上昇を上回る賃上げ、誰でも月額2万円以上、時間額150円以上の賃上げを求めて12日の全国統一行動に立ち上がりました。
京都で5100人以上 統一行動に決起
15春闘の大きな特徴は、これまで以上に公務と民間の労組が力を合わせて春闘をたたかっていることです。
全国統一行動日に指定された12日は、京都自治労連と単組も民間労組と共に大奮闘。早朝のターミナル宣伝を府内19か所で実施するとともに、庁舎前宣伝、職場集会など、多様な行動を行いました。その後、ストライキ闘争で立ち上がった、医労連、全印総連、福祉保育労、全国一般などの労組への支援・激励行動。夕方は、京都市役所前の演説会とデモに参加。
12日の全国統一行動には、京都総評全体で5100人を越える(集計途中)参加となりました。
全ての単組で 要求書の提出・交渉を
京都自治労連の各単組では、民間労組と共同したたたかいを強めるとともに、15春闘学習会、職場集会と要求書確立、団体交渉等の取り組みがすすんでいます。
府職労連では昨年6月以降、毎月取り組んできた府庁本庁での超勤実態調査資料も示して、大幅賃上げと人員増を求める要求書(第一次分)を2月26日に提出。3月19日には、「超勤実態調査報告集会&働くルール学習会」を開催するなど、奮闘しています。
宇治市職労では、40を超える分会で交渉を積み上げ、中央委員会で確立した15春闘要求書の提出と交渉を13日に行い、大幅賃上げ、人員増の要求の前進を強く求めました。
京都自治労連 第1844号(2015年3月20日発行)より
5年に一度、4月27日から開催されるNPT(核不拡散防止条約)再検討会議に参加する京都自治労連代表団の11人が決定したことを受け、3月14日、「NPT京都自治労連代表団会議」が京都市内で開催されました。会議には、NPT参加者と共に2010年NPT参加者や単組役員など20人が参加。「職場・地域から『核兵器全面禁止のアピール』署名を集め、核保有国を世界の世論で包囲しよう」と決意を固めあいました。
会議では、前回NPTのニューヨークでの行動を写真で振り返り、京都自治労連代表団の行動説明が行われました。また前回の参加が、ニューヨークでの署名行動や世界の人々との交流で感動した経験が報告されました。この日参加した代表メンバーから「現地に行かないとできない経験や世界の動きを学んできたい」「いろいろ学んできて、みんなに伝えたい」など決意が述べられ、「代表メンバーが運動の先頭に立とう」と決意を固めあいました。
午後からは、京都全体の代表団結団式が開催され、京都自治労連のメンバーも参加。その後、阪急西院駅前で京都代表団と一緒に宣伝署名行動を行いました。「核兵器をなくしたいというみなさんの願いを私たちがニューヨークへ届けます」とチラシを配布、署名への協力を訴えました。40分の行動で55筆の署名と、カンパ1000円が寄せられました。
京都自治労連 第1844号(2015年3月20日発行)より
京都自治体労働組合総連合 執行委員長
池田 豊
退職を迎えられるみなさん、公務員として、自治労連の組合員として長年のお仕事、組合活動への参加ごくろうさまでした。再任用される方を含め新たなステージでの人生のスタートに際して心から感謝を申し上げます。
実質的に55歳定年だった採用当時がウソのような時代になりました。アベノミクスのもとで戦争する国づくり、退職金削減、賃金引下げ攻撃が矢継ぎ早です。退職後に安閑恬静とした世の中と人生を望み、そこに身を置くには個人の力では抗しがたい状況といえます。
今までの仕事から離れ、疲れた心と身体を癒して隅々までケアし、そして沈思黙考。
再び地域から様々な活動に社会的参加されることを期待しつつ、豊かで実り多い退職後の人生を過ごされることを心から願っております。
深謝
京都自治労連 第1844号(2015年3月20日発行)より