機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ
「おきプロNEXT」に参加した一人ひとりが沖縄の現実と向き合い、また全国や京都の仲間と交流するという貴重な経験を得ることができました。参加者から届いた感想を一部紹介します。(参加者全員分の感想は報告集へ掲載します)
小さくても行動することが大事:城陽市職労 A
平和学習で、米軍機が小学校に墜落し、多くの犠牲者が出たという話を聞いたことが一番印象に残っています。墜落した時に「何もできなかった」との意見と、「米軍機を飛ばすことに反対すべきだった」との意見があったことを聞き、自分も出来ることを考え、小さくても行動することが必要だと感じました。
一番の収穫は仲間とのつながり:伊根町職 B
基地問題、戦争等について、教科書だけでは学べない貴重なお話や、現地見学はとても勉強になりました。全国の交流会は、各地の特色ある施策や様々な意見等、参考になる話が聞け、「伊根町もまだまだ頑張らないと!」と思いました。初対面なのにこれほど一体になれるのはすごいと感じています。全国の仲間と交流でき、つながりができたことが一番の収穫でした。今後も仲間との絆を深めていきたいと思います。
沖縄に対するイメージが変わった:南丹市職 C
この企画を知った時、「やった!沖縄に行ける!楽しそう!」と思っていました。実際に沖縄に行き、平和学習を通して、沖縄に対してのイメージが変わりました。戦争という悲しい過去が残る地であるということが深く心に響きました。これから沖縄に訪れる際は、ただ楽しいだけでなく、悲しい過去があったことも踏まえたいと思います。
この経験を多くの人に伝えたい:与謝野町職 D
色々な人と交流できたことも良かったですが、一番はおきプロに行かなければ知らなかったことが学習できたことです。ガマは現地へ行くと写真だけでは分からなかった狭さや暗闇といった体験、現地の人の話があり、今の私には当時の人の気持ちは本当の理解としては出来ないような気がしました。想像するだけでも辛いです。帰ってから、現地の人が伝えたいことを少しでも伝えていかなければと思います。
1500人のパワーを実感:綾部市職労 E
全国企画で普段会うことのない都道府県の方々と交流することができ良い経験となりました。ファイナルイベントでは1500人で一つのことをするという経験をすることができ、みなさんのパワーを実感できました。このおきプロNEXTを通じて、知識を深めていくキッカケになればと思っています。
実際に見て体験することが重要:京丹波町職 F
沖縄で感じたことは、マスコミの報道で思っていた基地についての認識が甘かったということです。平和学習の際、「このそばには米軍の演習場がある」「フェンスの向こうは米軍基地です」と何度もアナウンスがあり、いたるところに張り巡らされたフェンスを見て、沖縄がフェンス(基地)に囲われているように思えました。どんなことでも実際に見て、体験することが重要なんだと感じています。
同世代との交流が自分への励みに:南山城村職 G
おきプロNEXTを通じて、他市町村や全国の同世代の方々と交流を持つことができ、今後の自分自身の励みになりました。今後もこういった取り組みにどんどん参加していきたい!
百聞は一見に如かず:舞鶴市職労 H
沖縄は観光地というイメージでいましたが、今回のガマなどの見学で新たなことに気づき、自分の中での考え方を変えることができました。沖縄という所を「楽しい」だけでなく「過去の傷跡」が残り、今でもその傷跡があるということに目を向け、沖縄を知っていきたいと思いました。
平和の取り組みに積極的に参加したい:精華町職 I
おきプロNEXTを通じ、沖縄には悲劇的な過去がある事と、現在も抱える基地問題がある事を再確認する事が出来た。現状の基地問題を解決する事や、悲劇を再び起こす事のないようにするために、平和に向けての取り組み等には積極的に参加し、自分一人でも力になれるようにしたい。
学び、感じたことを今後につなげたい:大山崎町職 J
平和学習では考えさせられることばかりでした。ガマに足を踏み入れたのも初めてで、ガイドさんのお話しも実際の体験者の手記など交えたものだったので、戦争を知らない世代ながらも当時の状況をイメージして恐ろしくなりました。まだまだ知らないことが多く、正しい認識と、今後どう歩んでいくかが大切だと感じました。学んだこと、感じたことを今後につなげていきたいです。
今の?平和”を次の世代へつなげたい:京都市職労 K
軽い気持ちで参加したけど「平和って何だろう?」「私たちに出来る事は何だろう?」と考え方が変わりました。平和学習を通じて、私たちは今の平和を次の世代へつなげていく義務があることを感じました。そして私自身、平和についてもっと学びたいと思いました。全国の仲間との交流も出来て良い経験ができました。明日からも頑張ります。
交流・学習の経験がこれからにつながる:宇治環嘱労 L
組合を結成して自治労連に入ったからこそ参加できました。おきプロを通して、たくさんの人と交流をした経験、学習して感じたことをこれからの組合活動につなげていけると思います。とても楽しい3日間で参加して良かったです。
過去を学び、見る視点が変わった:宇治市職労 M
ガマがどんなものなのか知りませんでしたが、ガイドさんから沖縄戦の話や、長い間食料の蓄えもなくギリギリの精神状態で過ごしていた事、死と直面していた事を教えてもらいました。それを聞いてからの平和祈念資料館からは完全に見る視点が変わり、その場所へ行く事の重みをとても感じました。過去の歴史を学び、感じる事の大切さを知ることができました。
京都自治労連 第1826号(2014年6月20日発行)より
今年、南丹市が募集した「社会人枠」で採用された2人が組合に加入されました。さっそくお話を伺ってきました。
台風被害復旧、学校の耐震工事に奔走
「前から地元に帰って仕事したいと思っていたので、今回の社会人枠の採用試験を受けました」と入庁のきっかけを話してくれたNさん。以前は砂防ダムの建設や下水道の敷設、架橋など公共事業を請け負っていました。市役所での配属先は都市計画課。早速、昨年の台風被害の復旧で4カ所ぐらいを受け持って、現場と市役所を行き来する毎日です。「以前は受注する側、今は発注する側で立場が逆転していますから、今までとは違った責任を感じています」とNさん。経験のない規模の大きい工事もあり責任感に緊張気味です。
京都市内の建設会社に勤めていたTさんも社会人枠で今年採用された一人。名刺には『技師』と記載されています。「一般住宅からマンションまで、設計や建物構造診断なども担当していました」。Tさんは現在、教育委員会の教育総務課に所属しています。「?技師?なのに教育委員会の総務課ですか?」と聞くと「学校の統廃合があり、施設の転用や改装の管理を行っているからです」。学校を中心とした施設の耐震工事も重要な課題とのこと。「地元で住民の安全に関わる仕事ができてうれしいです」とやりがいを話してくれました。
忙しさは民間とは変わらない
「民間で働いていたころと比べて、市役所の仕事はどうですか?」と二人に聞いてみました。
Nさんは「忙しさはあまり変わりませんね。まだ3カ月ですが、組織が大きいなあ」と、あらゆる分野の部課があってびっくりしたといいます。Tさんはそこでの連絡や調整がたのしいと話します。「人と話をするのが好きなので、多くの人と知り合いになりたいですね」「組合には、早く多くの人と出会えることを期待して加入しました」。
二人とも、「即戦力」への期待に緊張とやりがいを感じているようです。また、地元での新たなスタートに、地域に様々な面で関わって行きたいと話してくれました。
京都自治労連 第1826号(2014年6月20日発行)より
6月8日、京都自治労連第10回ファミリー魚釣り大会が開催され、家族連れや職場の仲間など200人が参加。ヤマメ釣り、魚のつかみ取り、バーベキューに歓声を上げ、楽しい交流の輪が広がりました。
京都自治労連 第1826号(2014年6月20日発行)より
第21回自治労連囲碁・将棋大会に向けての京都予選は、6月7日、ラボール京都で開催されました。将棋大会は府職労の4チームで白熱したたたかいが展開され、府職労Bチームが優勝。昨年に続き全国大会への代表をかけた近畿ブロック大会(6月21日)へ出場します。
なお、囲碁大会には申込みがありませんでした。
京都自治労連 第1826号(2014年6月20日発行)より
京都母親大会が6月8日、立命館大学で開催され、1050人の女性が、府内各地、各分野から参加しました。
小森陽一さん(東京大学大学院教授)の記念講演や、子育て、教育、平和、原発、くらし等の13の分科会が開催され、どの会場も満杯であふれる大盛況。
また、平和憲法が重大な局面の中で、「丹後への米軍基地建設許さない」の特別決議を全会一致で採択。平和のために、女性が、母親が手をつなぎ行動することを確認し合いました。
京都自治労連 第1826号(2014年6月20日発行)より
第52回京都自治労連
女性部定期大会
と き:7月9日(水)10:30〜15:30
ところ:ホテルセントノーム京都
女性の要求を持ちよろう
京都自治労連 第1825号(2014年6月5日発行)より
6月13日から15日に行われる、自治労連・自治労連共済25周年記念事業「おきプロNEXT」が近づいてきました。全国から1500人を超える仲間が、そして京都からは前回2009年を大幅に上回る19単組134人(前回14単組110人)の青年が参加する予定です。
京都実行委員会は、5月24日、ラボール京都で「参加者結団式」を開催。17単組から90人が参加し、映画「標的の村」の上映、元宜野湾市長の伊波洋一さんの記念講演、結団式終了後の懇親会で学習と交流を深め、おきプロNEXT当日の再会をちかい合いました。
開会あいさつで谷村実行委員長(京都自治労連青年部長)は、おきプロNEXTへ送り出してくれる職場や単組への感謝を述べながら、「いよいよ『おきプロNEXT』本番を迎えます。この間、京都実行委員会で議論してきたことがようやく“カタチ”になります。この結団式で学びと交流を深め、沖縄ではさらに京都、全国の仲間と学び、交流し、心に残るおきプロNEXTにしましょう」と呼びかけました。
映画「標的の村」の上映は、米軍基地建設やオスプレイ配備などをめぐり、「これ以上生活を脅かさないで」「安全安心を奪わないで」と反対する沖縄住民と、防衛施設局や警察が激しく対立する沖縄の現実に言葉を奪われるものでした。
記念講演で伊波さんは、自治体行政に携わってきた経験や沖縄の基地問題にふれながら、「沖縄の基地問題は、沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題」とし、「沖縄に行って、みんなで一緒に考えてほしい」と期待を込めました。
おきプロNEXTの全体説明のあと、おきプロNEXT参加単組から決意表明が行われました。青年たちの明日への力へ、歴史的な3日間へ京都から134人が飛び立ちます。
京都自治労連 第1825号(2014年6月5日発行)より
昨年11月に結成したこうむ公共一般労組福知山市学校給食センター分会で、2014年度の第7回団体交渉が5月25日に委託会社との間で行われ、平均で5%を超える賃上げを勝ち取りました。
組合立ち上げ交渉の積み重ね
労基法違反の問題だらけの委託会社のもとで、「子どもたちに安全でおいしい給食を届けたい」と、昨年11月に「京都こうむ公共一般労働組合福知山市学校給食センター分会」を立ち上げ、12月4日の第1回団体交渉以来、毎月交渉を重ねてきました。
交渉では、賃金について、会社側は当初平均1%アップを示していましたが、5%のアップを約束させました。また、会社側は「昇給査定評価基準」の導入を提案してきましたが、組合は「査定は受け入れられない。そもそも年俸168万円(月額12万円)が低すぎる。賃金水準の底上げを」と強く主張。組合員集会で議論を重ねて「年収200万以上の組合員は1%アップで我慢し、最低年俸168万を183万円以上に9・2%アップ」で合意しました。
「労働者犠牲の委託ではなく労働者が誇りと働きがいをもって仕事ができるような公契約条例の制定など広く世間にアピールする運動が求められます」と広瀬美奈子分会長。「パート労働者の加入も増えた。働きやすい職場めざしさらにがんばる」と決意を語っています。
京都自治労連 第1825号(2014年6月5日発行)より
▼「日本の未来のために リニアを、京都へ」この巨大看板が京都市役所の正面玄関の上に掲げられています。玄関を入るとチラシが。「リニア新幹線が京都を通らないなんて…」とつぶやく人が書かれています。10年程まえに「日本に京都があってよかった」というスローガンもありました。
▼市長や担当者の軽いノリにも呆れますが、そこからのぞく京都中華思想ともいえる京都第一主義、おごり、うぬぼれ、品性の無さにはへきへきします。
▼86%がトンネル内走行、トンネル内を飛びぬける軌道無き弾丸列車、大量電力消費輸送、軌道がないので鉄道との接続は不可能、駅は深度40mの超地下、少子化による移動人口の減少、既存新幹線との競合、電磁波の影響。それでもやるか!
▼自治体問題研究所が市民公開講座「本当に必要? 京都に必要? リニア新幹線」を6月21日(土)13時30分から開催するという。聞きに行ってみるとするか!(I)
京都自治労連 第1825号(2014年6月5日発行)より
米軍基地建設を許さない市民大集会6月23日
午後7時半より
丹後文化会館
京都自治労連 第1825号(2014年6月5日発行)より